【栃木】エスクデロ競飛王を解雇「秩序風紀を乱す行為」
栃木SCのエンブレム。(C)SAKANOWA
クラブは「深くお詫び申し上げます」と謝罪。
J2リーグの栃木SCは4月25日、FWエスクデロ競飛王(ESCUDERO Sergio)との契約を解除したと発表した。同選手と締結した日本サッカー協会選手契約書内第9条1の(5)にある「クラブの秩序風紀を乱す行為」があったため、本人とクラブ双方合意の下、4月22日付で契約解除に至った。栃木は「ファン・サポーターをはじめとした関係者の皆様に、ご迷惑とご心配をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしている。
エスクデロは1988年9月1日生まれ。スペイン出身でアルゼンチン国籍も保有していた。現在は日本国籍。171センチ・75キロ。これまでのキャリアは、浦和レッズユース ― 浦和レッズ ― FCソウル(大韓民国※期限付き移籍) ― 浦和レッズ ― FCソウル(大韓民国) ― 江蘇舜天/江蘇蘇寧(中国) ― 京都サンガF.C. ― 蔚山現代FC(大韓民国※期限付き移籍) ― 京都サンガF.C. ― 栃木。
32歳のストライカーは昨年12月16日のJ2リーグ41節のジェフユナイテッド千葉戦で負傷、右ヒザ前十字じん帯断裂と右内側側副じん帯損傷で、復帰まで約6から8か月と発表。今季これまでリハビリに努めてきていた。
通算成績は、J1リーグ81試合・7得点、ルヴァンカップ22試合・3得点、J2リーグ116試合・5得点、天皇杯8試合・3得点、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)1試合・0得点。世代別の日本代表に選ばれた経験を持つ。
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[文:サカノワ編集グループ]