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浅野拓磨トラブゾン移籍、“問題なし”と主張。一方、約8億円をパルチザンは要求か

浅野拓磨。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

トルコメディアが報じる。クラブからの公式発表はまだだが――。

 度重なる給与未払いを理由にセルビア1部パルチザン・ベオグラードとの契約を解除すると発表した日本代表FW浅野拓磨の退団騒動で、複数のトルコメディアは浅野と新天地として噂されるトラブゾン・スポルの間で「合意」に達したと報じた。そして浅野サイドはこの“移籍”は問題がないと主張、一方、パルチザンは600万ユーロ(約7億9000万円)の移籍金を請求しているということだ。

『カレデニズガゼテ』によると、パルチザンはトラブゾンに対し警告文を送付するとともに、600万ユーロの移籍金を請求している。また、クラブ公式サイトでも主張していたように、FIFA(国際サッカー連盟)などへの訴訟も進めているそうだ。

 一方、浅野サイドの弁護士の意見も掲載。トラブゾンは2020年10月、浅野と「同じ状況」にあったサウジアラビアのアル・アハリから、カーボベルデ出身FWジャニニーを獲得しているという(その時は、両クラブ合意のうえでの移籍と発表されている)。そういった事例もあるだけに、浅野の移籍も問題ないと捉えているそうだ。

 FIFAの規則では2か月以上の給与遅滞が起きた場合、選手がFIFAを通じてクラブへ改善を要求できる。それが事実と認められた場合、クラブは15日以内に給与の支払いに応じなければいけない。そこで改善が見られなければ、フリートランスファーとなって移籍が認められる。

 ただパルチザンは、浅野が無断でクラブを去ったとも主張。トルコメディア『ハーバーマット』によると、クラブのミロラド・ブチェリッチ会長は「アサノは今年に入り、24万ユーロ(約3200万円)を受け取っています。私たちは彼を危機的状況に晒していません。彼は別の報酬額を請求しています。ただ一方的に契約を終了することはできません。契約不履行であれば、弁護士など通じて警告の意を伝えるべきですが、そういった行動を起こしていません」と語っているそうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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