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ジダン監督「それは嘘だ!」。レアル・マドリード退団を“選手に伝えた”報道に「今個人的な話するわけない」

ジネディーヌ・ジダン監督(左)、久保建英(右)。(C)Audi CUP :(C)SAKANOWA

リーグ優勝を最後の瞬間まで諦めないと強調。一方、指揮官の進退によっては、久保建英、中井卓大の動向にも影響か!?

[スペイン1部 37節] ビルバオ 0-1 レアル・マドリード/2021年5月16日(日本時間17日1:30)/サン・マメス 

 スペイン1部リーグ レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が、1-0の勝利を収めてリーグ優勝への一縷の望みを残したアスレチック・ビルバオ戦後の記者会見で、世界中を駆け巡った「選手たちに今季限りでの退団の意思を伝えた」という報道について、「そんなの嘘だ」と否定した。

 レアル・マドリードは、ナチョの今季初ゴールで1-0の勝点3を獲得し、最終節に逆転優勝の望みをつないだ。ただ、この試合直前、ジダン監督はすでに36節のセビージャFC戦前、選手たちに今季限りで退任することを伝えていた――と一斉に報じられた。ところが、この日の勝利を収めたあとの記者会見で、48歳のフランス人指揮官はその情報が真っ赤なウソだと全面否定した。

「私が選手にそんなことを言うことは決してあり得ません。シーズンが終われば、何が起こるのか分かります。しかし私は現在このシーズンのことしか考えていません。私にとって大切なのは、あと1試合あること、そこに向けて最善の準備をして、全力を尽くすのみです」

 ちなみに決勝点を決めたナチョも、「監督がスピーチをしたような情報が出ていたけれど……監督はまだ1年契約を残しているのでしょう? ここにいてくれれば幸せなこと。クラブとのことは、私には分かりません」と、噂の発言について否定している。

 ジダン監督自身はシーズン後の退任について、「シーズン後、何が起こるかは分からない」というスタンスを貫き、否定はしていない。2022年6月まであと1シーズンの契約を残しているものの、退任濃厚だと報じられてきたが……。

「将来についての個人的な話題などどうでもよく、最も重要なことではありません」「重要なのは勝つことです。ぎりぎりまで全力で戦うだけです。私たちはリーグ優勝できると、最後の瞬間まで諦めていません」

 むしろジダン監督が微頭微尾貫く帝王学とも言える、勝者のスタンスを突き進んでいる。自身が前に立って選手を雑音から守り、試合に勝つことのみに集中させている。

 これからも指揮官の進退、そして後任人事などが話題になりそうだ。一方、ファンからはジダン続投を希望する声も多い。加えて、ヘタフェCFに期限付き移籍中の久保建英、フベニールBに所属してトップチームへの練習にも先日召集された中井卓大ら、レアル・マドリードが掲げる若手育成プランにも、指揮官の去就が影響を及ぼすに違いない。

 レアル・マドリードはリーグ戦あと1試合を残して勝点81で2位。首位アトレチコ・マドリードと勝点2差で、5月22日(日本時間23日1:00)からホームで7位のビジャレアルCF戦を迎える。

 レアル勝利、アトレチコ引き分け以下が――逆転優勝の条件だ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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