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【浦和】今季初待望ゴール!興梠慎三の予感的中「近いうちに取れるだろうと思っていた」

興梠慎三。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

GK大迫敬介の逆を突いてPKを決める。

[J1 16節] 広島 2-2 浦和/2021年5月26日19:01/エディオンスタジアム広島

 浦和レッズの興梠慎三がアウェーでのサンフレッチェ広島戦、1-1で迎えた84分にPKで今季初ゴールを決めた。

 79分にキャスパー・ユンカーと交代でピッチに立つ。その数分後、広島ゴール前で興梠のヘッドで相手のハンドのファウルによりPKを獲得。U-24日本代表の大迫敬介の逆を突き、冷静にキックを沈めた。

 浦和の背番号「30」は試合後、次のように試合を振り返った。

「外から見ていて、両チームともに球際に強く、すごくいいゲームをしていました。(途中から)入った時のスコアは1-1で、個人的にも、チームとしても得点がほしかったので、そこをまず意識していました。ケガについては問題なく、自分のコンディションとしては、徐々に上がってきていて、あとは監督次第。与えられたポジションで、与えられた時間で、しっかりチームに貢献できればと思います。(PKでのゴールについて)PKではありましたが、近いうちに個人的には取れるだろうという思いはありました。しっかり決められて良かったです」

 90+2分に日本代表MF川辺駿に針の穴を刺すような見事なミドルを決められ、結局2-2の引き分けに。リーグ4連勝は逃した。

「自分が入った時には、1対1の局面がすごく多くなり、そこでしっかりボールをキープして、後ろが上がるためのタメを作れるように行こうとしました。向こうの勢いもあり、非常に難しいゲームになりました」

 34歳のFWはそのように淡々と語った。

 とはいえ、興梠自身のみならず、浦和に関わるあらゆる人がこのゴールを喜んでいるに違いない。ここから改めてのスタートに。9年連続二桁ゴールを決めているエースが、遅ればせながら2021シーズンの号砲となる一発を決めた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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