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【日本代表】ミャンマー戦、森保監督の言葉から読み解くスタメン予想。冨安欠場、堂安、酒井も無理させない?

(C)SAKANOWA

「U-24世代の優先」なし、合流が直前になった南野もベンチか。

[W杯 アジア2次予選] 日本 – ミャンマー /2021年5月28日19:20/フクダ電子アリーナ

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選F組でミャンマー代表と対戦する。5連勝中の日本は勝てば最終予選進出が決定。ミャンマーは2勝3敗で、5チーム中4位。この日はインターナショナルマッチデー(国際Aマッチデー= IMD)ではないため、Jリーグの選手は招集されず(6月シリーズで合流)、26人の選手はいずれも欧州組。最新のFIFAランキングは日本が28位、ミャンマーが139位。

 ミャンマー戦のあと、24歳以下のメンバーと吉田麻也、遠藤航、酒井宏樹のオーバーエイジ枠3人はチームを離れ、U-24日本代表の活動に合流する。

 森保一監督の試合前日の記者会見から、この試合の位置づけ、メンバーなども見えてくる。その言葉から読み解き、スタメンを予想したい。

 まず冨安健洋はヒザに痛みがあるため、指揮官は「出場はできないと思います」と明言している。直前の合流になった南野拓実らについても、今回は5連戦となるだけに無理をさせない意向だ。

 そう考えると、フランスリーグ最終節をケガのためベンチ外となった酒井も、東京オリンピックに万全の状態で迎えることが優先される。このあとのU-24代表での活動に備えて出場を控えるか。

 また、U-24世代の選手は久々に森保一監督のもとでプレーする。彼らはフル代表での活動が今回“1試合限定”のため、「出場が優先されるのか?」という質問に、指揮官は「それはありません」と答えている。年齢や世代で決めることはないということだ。また、交代5人枠の有効活用も強調していた。

 話を総合すると――。

 冨安不在のセンターバックは、FCフローニンゲンでオランダリーグ全試合フル出場を果たした板倉滉が有力か。そして右SBは橋岡大樹と菅原由勢にチャンスが与えられる可能性が高いと見る。右MFはベルギーリーグで結果を残す伊藤純也の起用が妥当だろう。

 一方、固定できずにいる左MFは浅野拓磨、あるいは原口元気なのか? 同じく左サイドバックも長友佑都あるいは中山雄太? そして日本代表での立ち位置がハッキリせずにいる久保建英のポジションが(途中出場を含め)、右MFなのかトップ下なのか。そのあたりが注目点となる。

 フル代表はこのあと6月3日にキリンチャレンジカップで札幌ドームにてジャマイカ代表と、さらに大阪に移り、7日のW杯2次予選タジキスタン戦を経て、11日には兵庫で再びキリン杯でセルビア代表と対戦する(15日にもキルギス戦)。

 どちらかいうと、3日と11日の2試合が今回の活動のハイライトとなる。それだけに今回は試合期間の空いている、あるいは所属先で出場機会の少なかった選手の起用が優先されるか。

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[文:サカノワ編集グループ]

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