浦和加入内定?ショルツがデンマークMVPに選ばれる「仲間たちに認めてもらえて本当に感謝」
CLアタランタ戦でゴールを決めたミッティランのアレクサンダー・ショルツ。(Photo by Marco Luzzani/Getty Images)
CL含め公式戦45試合・10ゴール。リーグ所属の選手たちによる投票で。
デンマーク1部リーグ(デンマーク・スーペルリーガ)2020-21シーズンのMVPに、FCミッティラン所属のDFアレクサンダー・ショルツが選ばれた。J1リーグ浦和レッズへの加入が噂される28歳のファイターは、国内リーグのみならずUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)での活躍も加味されて、珍しいディフェンダーからの選出となった。
この賞はデンマークリーグに所属する選手の投票で決まるもの。ショルツは全体の23パーセントの票を獲得したそうだ。ブレンビーIFで19ゴールを決めたミケール・ウーア、FCコペンハーゲンでブレイクした22歳の長身FWヨーナス・ヴィンドを抑えての1位ということだ。
デンマークメディア『Spilforeningen』では、ショルツがインタビューに応じ、喜びの声を紹介している。
28歳のディフェンダーは「仲間たちからこうした賞をいただける機会は初めてのこと。認めてもらえるまで10年かかりましたね。本当に感謝しています」と礼を述べている。
また、優勝したブレンビーと1ポイント差で2位に終わったミッティランだが、その成績を収められたのもチームメイトのお陰だと感謝を惜しまない。
「私にとって常にそうですが、大切なのはチームです。一緒にいる選手たちがより良くなっていけるように心掛け、実際、シーズンを通して良くなっていけたと思います。皆さんがそこを認識してくれたことが、私に投票してくれた理由の一つでしょう」
そして今季で契約満了を迎えるため、浦和に行くことが噂されているが……。それを少しだけ匂わせる発言もしている。
「私だけではなく、チームが良い方向に向かっていたのは、しばらく前からだったのでしょう。1年や半年という単位ではなくて。調子が良く勢いに乗っているチームでプレーするのは大切なことで、私がミッティランにいた3年間がちょうどその期間だったと言えます」
ということはやはり――。
今シーズンはCLのグループステージ全6試合に出場するなど公式戦通算45試合・10ゴールを記録。デンマーク国内のメディアでは、ショルツの浦和への移籍が前進していると言われるが、果たして!? 実現すれば、頼もしきファイターとなりそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]