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【東京五輪】韓国代表がOAでソン・フンミン抜擢か!ワクチン接種完了

(C)SAKANOWA

6月の活動のあとに選定へ。

 東京オリンピックに向けてU-24韓国代表は6月12日と15日、同国内でU-24ガーナ代表と国際親善試合を行う。一方、韓国代表はカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の同国集中開催で、トルクメニスタン、スリランカ、レバノンと対戦する。同組だった北朝鮮代表はパンデミックを警戒して、参加辞退を表明している。

 今回、両チームは別々に活動する。U-24韓国代表はオーバーエイジ枠の選定をまだ行っていない。今回の6月の活動を終えたあと、本人、そして各クラブとの折衝に入る見込みだ。

 そうしたなか、トッテナム・ホットスパーFCに所属するFWソン・フンミンもオーバーエイジの有力候補の一人であると、韓国メディア『スポーツソウル』は報じている。選手の候補リスト50人の中には含まれているという。その候補者全員が今回、新型コロナウイルス感染症対策の二回のワクチン接種を完了させたということだ。

 28歳のストライカーはイングランド・プレミアリーグで2020-21シーズン、37試合・17得点・10アシストを記録。ヨーロッパリーグ(EL)などを含めた公式戦通算では、51試合・22得点・17アシストを叩き出している。アジアの枠を超えて現在最強のストライカーの一人に挙げられる。

 韓国は東京五輪のグループステージでは、ニュージーランド、ホンジュラス、ルーマニアと同じB組に。そしてフランス、南アフリカ、メキシコと同じA組に入った日本とは、準々決勝と対戦する可能性がある。

 大会直前まで自国でしっかり調整できて、ホスト国ほどのプレッシャーも受けずに済み、何よりグループステージの対戦が恵まれたことなど、韓国にとっても悲願である「金メダル」獲得への条件は揃っている。果たして選手派遣に向けて、ソン・フンミンの所属するトッテナムのみならず、欧州各クラブとの交渉が滞りなく進むのか。何より本人たちの意向も関わってくる。オーバーエイジの選択によって、チーム力は格段に変わってきそうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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