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日本代表対ジャマイカ戦が中止。10選手が出発前検査の問題で搭乗できず

写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

6月3日、札幌ドームでの一戦。他10選手と役員はすでに到着。しかし国際試合として成立できないため。

 日本サッカー協会(JFA)は6月1日、3日に北海道・札幌ドームで開催予定だったキリンチャレンジカップ2021の日本代表( SAMURAI BLUE )対ジャマイカ代表の試合を中止することが決定したと発表した。

 試合の開催にあたっては、JFAの管理下で厳格な新型コロナウイルスに対する防疫措置を施し準備を進めて来た。しかしジャマイカ代表チームの選手10人が出発前検査の方法などを理由に日本に向けた飛行機に搭乗できず。義務付けられた試合3日前となる5月31日に日本に到着できなくなった。

 今大会に参加を予定していた20人の選手のうち、当該選手を除く10人とチーム役員は定められた手続きを経て日本に入国したが、10選手では国際試合を成立させられず、JFAは主催者としてキリンチャレンジカップの中止を決定した。

 JFAは「ファン・サポーターの皆さま、特別協賛をいただいているキリングループ各社、ご支援をいただいているスポンサー各社、試合を中継する予定となっていたTBSをはじめ、 関係各所に多大なるご迷惑をおかけすることになりましたことをお詫び申し上げます」とコメントしている。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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