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【U-24日本代表】20歳初ゴールの久保建英が語った上田綺世との“いい関係”「すごくやりやすい」

ガーナ戦で二十代ファーストゴールを決めたU-24日本代表の久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

幸先の良い二十代最初の日に――。

[国際親善試合] U-24日本代表 6-0 U-24ガーナ代表/2021年6月5日/ベスト電器スタジアム

 U-24日本代表のMF久保建英(ヘタフェCF→レアル・マドリード)が、前日4日に20歳の誕生日を迎えて臨んだU-24ガーナ戦、1-0で迎えた32分に豪快にシュートを突き刺して二十代ファーストゴールを記録した。

 日本代表戦から中1日。しかも久保は2試合連続での先発出場に。しかし、とにかく勝利にこだわったと言う。

「自分たちがどういった状態なのかは関係なく、TVをつけてその時に負けていたらそれまで。言い訳はできるだけしたくないですけど、その中でも厳しいものがいろいろあったなか、負けたら何も残らないので、しっかり勝って形を残せて良かったです」

 日本代表にも選ばれてきたレフティはまずそのように安堵した。そしてゴールシーン。上田綺世(鹿島アントラーズ)との阿吽の呼吸から生まれたという。

「ボールが流れた時、上田選手とフィフティフィフティのボールになり、上田選手のほうが勝っていると感じ、自分は中に入って要求しました。そこへ本当にいいいパスが来て流し込むだけでした」

 そして、やはり中1日での連続出場は体力的にも厳しかったという。そうしたなかで「体力的には本当に厳しくて、後半は足がつりかけて、いつもならば通せるパスを何本もミスしてしまい、言い訳をしてしまいますが、味方に申しわけない気持ちでした。かといって、今日は点に絡ませてくれて。(日本代表戦は)やれることはやったけれども負けてしまって、あの試合は自分が一番悔しく、そうしたこともあって今回勝てて、点に絡めて良かったです」

 そして今後の課題として連係面の向上を上げる。特に上田との関係性に手応えを得ていて、そこに磨きを掛けていきたいということだ。

「上田選手とはすごくやりやすいとずっと思っていて、今日は上田選手の足元にパスを出すよ、と言っておきながら1本も出せなかったので、そこは出せるようにしていきたい。もちろん誰と組んでも、しっかり有言実行していきたいです」

 幸先の良い二十代最初の日となった――。

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[取材・文:塚越始]

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