浦和デビューGK福島春樹が活躍! 先発総入れ替えの浦和が広島戦で今季初の無失点
浦和のGK福島春樹。(C)SAKANOWA
ルヴァンカップ、新助っ人ナバウトもドリブル突破で存在感を示す。
[ルヴァンカップGS 3節] 広島 0-0 浦和/2018年4月4日/Eスタ
堀孝史前監督の解任に伴い大槻毅暫定監督が就任した浦和レッズは、直前1日のジュビロ磐田戦から先発メンバー総入れ替えする荒療治を施し、スコアレスドローで勝点1を掴んだ。浦和の公式戦の無失点は今シーズン初めて。
浦和での公式戦デビューとなったGK福島春樹が再三に渡って好セーブを連発。大卒ナンバーワンGKとして加入したあと、ガイナーレ鳥取で経験を積みながら大ケガを負い、そこから這い上がってついにこの日を迎えたレフティが、まさにチームの”ピンチ”を救ってみせた。また新助っ人のアンドリュー・ナバウトもサイドから再三に渡ってチャンスを作り出し、柴戸海、橋岡大樹、荻原拓也のルーキー3人も揃って先発した。
一方、広島も渡大生らを生かしてゴールを狙ったものの、浦和の粘り強いディフェンスを崩せず。結局、スコアレスのまま、ともに勝点1を分け合った。
浦和は7日にリーグ戦でベガルタ仙台戦をホームに迎える。この日の結果を受けて、どのようなメンバー編成で臨むのか。大槻毅監督の決断が注目される。
文:サカノワ編集グループ