【C大阪】日本代表MF坂元達裕が2人置き去る電光石火の切り返しからアシスト!香港の強敵に2-1、ACL初2連勝
坂元達裕。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
アダム・タガート、チアゴが決める。
[ACL GS2節] C大阪 2-1 傑志/2021年6月27日/ブリーラム・スタジアム
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)、タイでの集中開催となるグループステージJ組の2節、セレッソ大阪が香港代表の傑志体育会に前半先制されたものの、後半に入りアダム・タガートとチアゴのゴールで2-1の逆転勝利を収めた。C大阪のACL2連勝はクラブ史上初。
プロサッカーリーグの伝統は日本よりも長くサッカーの根付く香港の強敵相手に、C大阪は苦戦を強いられた。
これまでACLの舞台で何度も日本を苦しめてきたセルビア人ストライカーのデヤン・ダムヤノビッチに前線の基準点を作られ、38分、ファーストシュートを決められてしまう。
それでもC大阪は冷静に試合をコントロール。清武弘嗣を中心に組み立て、相手陣内で進める。そして後半途中の大久保嘉人投入が一つの呼び水になる。大久保が背後を突く動きを増やして、相手は間延びをしていく。迎えた69分、このほど日本代表デビューを果たした坂元が、右サイドでの電光石火の切り返しから2人を置き去りに! そのクロスをアダム・ダガートがねじ込み同点とする。
さらに71分、相手の動揺するところを突き、チアゴの思い切ったグラウンダーのミドル弾が、GKを弾いてゴールネットを揺らす。
C大阪が2-1と逆転勝利を収め、GS突破へ大きな勝点3を掴んだ。
しかし貴重な同点ゴールを決めたアダム・タガートが73分に負傷のため為田大貴と交代に。そのコンディションが心配される。
GS3連勝を目指してC大阪は日本時間30日19時から、タイのポートFCと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]