日本代表行ける!大型FW山﨑凌吾、圧巻ハットトリック。名古屋ACL3連勝!

タイのラーチャブリーから高さと泥臭さで３ゴール!!!

[ACL GS３節]  ラーチャブリー ０-４名古屋 ／2021年６月28日／ラジャマンガラ・スタジアム

　AFCアジアチャンピオンズリーグ（ACL）、タイでの集中開催となるグループステージ（GS）Ｇ組３節、名古屋グランパスが山﨑凌吾の圧巻のハットトリック、齋藤学の加入後初ゴールで、ホスト国のラーチャブリーFCに４-０の勝利を収めた。名古屋はGS３連勝、首位で折り返した。

　浦項スティーラースとの激闘（〇３-０）から中２日、スタメンは３人入れ替えて臨んだ。その先発起用の期待に“結果”で応えたのが山﨑だった。

　187センチの高さを生かして、26分、右サイドからのマテウスのフリーキックに対し、ジャンプヘッドで先制弾！　さらに５分後、今度は左サイドバックの吉田豊のクロスに、再び豪快なヘッドで２点目を奪ってみせる。

　そして前半終了間際のアディショナルタイム、前田直輝の突破からのシュートがGKにセーブされたところ、しっかり詰めていた山﨑が押し込みこの日３点目――ハットトリックを達成した。その高さと強さ、さらにはタフさとゴールへの貪欲さが、日本代表に必要とされる日が来るのではないか。そんな期待も膨らむ活躍ぶりだった。

　69分には、齋藤が完璧なトラップから相手を振り切り、鮮やかなシュートをねじ込む。これが本人も喜びを爆発させた、新天地での嬉しい公式戦初ゴールに。

　名古屋は最後まで集中を切らさず４-０で勝利――しかも３試合連続無失点と、安定した試合運びを見せた。

　GSの次節は７月１日、再びラーチャブリーと対戦する。今度は名古屋のホーム扱いとなる。

　また、ウズベキスタンラウンドでは、ガンバ大阪が全北現代モータースと２-２で引き分けた。０-２とリードされたなか、パトリックが２ゴールを奪ってみせた。また全北の邦本宜裕も１ゴールを決めている。

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[文：サカノワ編集グループ]