ウーデゴールがアーセナルとの別れを発表。レアル復帰で久保建英は…
アーセナルでのマルティン・ウーデゴール。 (Photo by Alastair Grant - Pool/Getty Images)
アンチェロッティ監督のもと、白い巨人で再挑戦!
スペイン1部レアル・マドリードからイングランド・プレミアリーグに期限付き移籍していたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが7月4日、自身のインスタグラム(アカウントは @odegaard.98 )を更新し、アーセナルのサポーターに別れを報告するとともに、感謝のメッセージを届けた。
今年1月からアーセナルにレンタルされた22歳の“至宝”は、プレミアリーグ14試合に出場するなど活躍。しかし買い取りオプションは付いておらず、半年間の期限満了に伴い、レアル・マドリードに復帰することとなった。
昨季エヴァートンFCを率いていた、レアルのカルロ・アンチェロテッィ新監督はこの大型レフティのプレーもチェック済み。ロス・ブランコスの新たな攻撃の「核」としたい構想を抱いているとも言われる。
ウーデゴールはインスタグラムで、「この6か月間、本当にありがとうございました。アーセナルファミリーと過ごした時間は、私の心の特別な場所となっていくでしょう」と感謝。サポーターに向けて、「シーズンの大半にわたり皆さんがスタジアムにいなかったものの、私は皆さんがそばにいると常に感じていました」と、その支えが大きかったと伝えている。
また、「ここにいる間に学んだすべてのこと、そしてボスとスタッフに感謝しています。ピッチ内外で最高の時間をともに過ごしたチームメイトにも。ガナーズファミリー。いつも私の心にあります」と、スタッフやチームメイトに対しても「寂しい気持ちになる」と別れを告げている。
ウーデゴールは昨季アーセナルではプレミアリーグ14試合・1得点・2アシスト、ヨーロッパリーグ(EL)6試合・1得点を記録。一方、レアル在籍時のスペイン1部リーグでは7試合、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)2試合に出場していた。
そうしたなか、スペインメディア『トド・フィチャヘス』は、アーセナルは新たに、レアル・マドリードが保有しているイスコ、マリアーノ・ディアス、アルバロ・オドリオソラ、そして東京オリンピック日本代表(U-24日本代表)MF久保建英を獲得候補に挙げていると報じている。
アーセナルには今季までダニ・セバージョスも2シーズンにわたり、レアルからレンタルされていた。そういった「両チームの友好関係」を生かし、再び有望なタレントの貸し出しがあり得るのではないかというのだ。
アーセナルはセビージャFCに所属する22歳のフランス代表DFジュール・クンデの獲得にも動いているという。
そういった“若手路線”を踏襲するならば、確かに20歳の左利きである久保も候補に挙がってくるのは、ある意味必然だ。果たして――。
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[文:サカノワ編集グループ]