あの元日本代表DFと同じ系譜。広島が水戸DF住吉ジェラニレショーンを完全移籍で獲得「身体を張って闘う」
写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
アメリカ出身の23歳、「水戸という街に来ることができて、本当に幸せでした」。
J1リーグのサンフレッチェ広島は7月7日、J2リーグ水戸ホーリーホックのDF住吉ジェラニレショーン(SUMIYOSHI Jelani Reshaun)を完全移籍で獲得したと発表した。水戸では12日の練習まで参加予定。広島では19日のトレーニングから合流予定だ。
住吉は1997年10月5日生まれ、アメリカ出身の23歳。181センチ・75キロ。A型。
これまでのキャリアは、日本大学藤沢高校 ― 国士舘大学 ― 水戸 ― 広島。今季はJ2リーグ20試合・1得点を記録。J2通算は47試合・2得点。
住吉は次のように広島のファンに向けてコメントしている。
「水戸ホーリーホックから加入することになりました住吉ジェラニレショーンです。サンフレッチェ広島という伝統あるクラブの一員になることができ、とても光栄に思います。少しでも勝利に貢献できるように身体を張って闘いますので応援よろしくお願いします」
また水戸のファンとサポーターに向けて、次のように感謝している。
「この度、サンフレッチェ広島に完全移籍することを決断させていただきました。プロサッカー選手のキャリアを水戸ホーリーホックで始められたこと、そしてチームの一員として皆様と戦ってきたことはこれからも僕の誇りです。伸び伸びプレーできる環境を整えて下さった秋葉監督、西村GMはじめ、スタッフの皆様、チームメイト、そしていつも熱烈に応援していただいているファン・サポーターの皆様、水戸ホーリーホックに関わる全ての方々に感謝しています。
リーグの途中ではございますが、これからはJ1のピッチで成長した姿をお見せすることが水戸ホーリーホックに関わる全ての方々への恩返しだと思っています。1年半という決して長くはない期間ではありましたが、僕にとってこの1年半は間違いなく特別な1年半でした。水戸という街に来ることができて、本当に幸せでした。素晴らしい日々に心から感謝を伝えたいです。ありがとうございました」
国士舘大学を卒業し、水戸を経て広島へ――。元日本代表の塩谷司と全く同じ系譜で、さらなる進化を目指す。
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[文:サカノワ編集グループ]