【Ｕ-24代表】久保アシスト、堂安ゴール!欧州王者スペインから先制。1-1で引き分ける

劣勢をしのいだあとチャンスをモノにする。

[キリンチャレンジカップ] U-24日本代表 １-１ U-24スペイン代表／2021年７月17日19:20／ノエビアスタジアム神戸

　東京オリンピック本番を前にした最後の親善試合となるキリンチャレンジカップ、U-24日本代表対U-24スペイン代表戦、ホスト国の日本が久保建英のアシストによる堂安律のゴールで先制に成功！　しかし後半に追い付かれて１-１で引き分けた。

　スペインは2019年のU-21欧州選手権で優勝し、この五輪の出場権を獲得。ただ航空機のトラブルにより、予定より１日遅れの14日に到着し、この日の試合を迎えた。

　日本は立ち上がり、スペインのパスをベースとした精度の高いプレーに劣勢を強いられた。しかし、次第に劣勢を凌ぐと、前線に空いたスペースやギャップを突き、次第にチャンスの“匂い”を漂わせる。

　迎えた42分、久保がダイアゴナルの動きから左サイドを突く。そこでボールを受けるとマークにつく相手を突破で振り切る。そして、試合が“動いた”のを見逃さず、久保のクロスを堂安が左足で合わせて、豪快にゴールネットを揺らした。

　後半に入り、日本は７人、スペインは３人を交代。この日は交代枠「11人」で、その後もフレッシュなタレントが投入されていった。

　すると78分、再びペースを上げたスペインに押し込まれて、78分、ぶ厚いアタックからカルロス・ソレルに決められて同点に――。結局、このまま試合は１-１で引き分けた。

　日本はこのあと東京へ移動。22日、東京で南アフリカとの五輪グループステージ初戦を迎える。一方、スペインは北海道・札幌でエジプトと対戦する。

　日本のメンバーは次の通り。

GK
谷　晃生
（HT　大迫敬介）
DF
酒井宏樹
（HT　橋岡大樹）
板倉　滉
吉田麻也（キャプテン）
（HT　瀬古歩夢）
旗手怜央
冨安健洋
（HT　町田浩樹）
MF
遠藤航
（HT　田中　碧）
久保建英
（67分　上田綺世）
堂安　律
（HT　三好康児）
相馬勇紀
（80分　中山雄太）
FW
林　大地
（HT　前田大然）

 

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[文：サカノワ編集グループ]