YOKOSO!浦和のDFショルツ入国「日本へこれてうれしいです」!東京五輪開会式「スポーツの日」に
入国を果たした浦和の新DFアレクサンダー・ショルツ。(Photo by Marco Luzzani/Getty Images)
リカルド・ロドリゲス監督は3バック採用も示唆。
J1リーグの浦和レッズは7月23日、元U-21デンマーク代表で同国1部(スーペルリーガ)FCミッティランに所属していたDFアレクサンダー・ショルツ( Alexander Scholz )が無事入国を果たしたと発表した。
ショルツは自身のインスタグラム(アカウントは @scholzalexander )のストーリーズを更新し、西野努テクニカルダイレクターと浦和のユニフォームを手にした、ともにマスク姿の笑顔での写真をアップ。そして、「日本へこれてうれしいです。So happy to arrive in Japan(日の丸)」とメッセージを添えている。東京オリンピック開会式が行われた「スポーツの日」、浦和にとっても待ち遠しかった嬉しい日となった。
また、クラブはスポーツギフティングサービス『エンゲート』で、「アレクサンダー ショルツ選手・来日記念イベント」を開催。コメント欄でショルツへの応援コメントや質問を募集し、同ページ内の「イベント」からエントリーすると、プレゼント企画に参加できるという。イベント開催期間は8月7日まで。詳細は公式サイトにて。
また、リカルド・ロドリゲス監督は6月の記者会見で、ショルツ加入後の構想について次のように語っていた。
「(ショルツについて)センターバックとしてビルドアップにも加われて、ダイアゴナル、背後を突くキックも出せます。セットプレーでも力を発揮できます。チーム全体のレベルが上がり、センターバックの競争も高まることは、チームにいい影響を与えるでしょう。2センターバック、3センターバックと、私たちは両方の形を持っています。そこに良いタレントを揃えるのは重要です。攻守両面で固いプレーができると期待しています」
ショルツは1992年10月24日生まれ、デンマーク出身、28歳。189センチ・84キロ。キャリアは、ヴェイレBK(デンマーク) ― UMFストヤルナン(アイスランド) ―スポルティング・ロケレン(ベルギー) ―スタンダール・リエージュ(ベルギー) ―クラブ・ブルージュ(ベルギー) ―ミッティラン ― 浦和。 背番号は「28」。
2020-21シーズンは、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ6試合を含め公式戦45試合・10ゴールを記録。右利きのセンターバックで、リーダーシップを発揮して最終ラインを統率。セットプレーなどでの得点も期待される。また選手の投票で選ばれるデンマークリーグの最優秀選手(MVP)にも選ばれた。 2019-20シーズンにはデンマークリーグ制覇も成し遂げている。
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[文:サカノワ編集グループ]