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フランス撃破、本田圭佑が呟いた「環境」と「おい、ひろき」。東京五輪、日本代表8強進出

本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「高いレベルの環境は常に私たちの成長を加速させる。だから…」

[東京五輪 GL3節] 日本 4–0 フランス/2021年7月28日/横浜国際総合競技場

 東京オリンピックのグループリーグ(GL)のA組3節、日本代表が久保建英、酒井宏樹、三好康児、前田大然のゴールでフランス代表に4-0の勝利を収め、3連勝で首位突破を果たした。ノックアウトステージに勝ち進んだ日本は7月31日、準々決勝でグループB2位のニュージーランドと対戦する。

 この試合、元日本代表MF本田圭佑が自身のツイッター( @kskgroup2017 )で、日本のゴールが決まると、絵文字で祝福。さらに日本代表のチームメイトでもあった、前オリンピック・マルセイユ(現・浦和レッズ)酒井宏樹の得点には、「え?ひろき?おめでとう」と祝福した。

 一方、そのあとの警告を受けて、グループステージでの累積2枚目のイエローカードにより準々決勝ニュージーランド戦の出場停止が決定。そこでは本田は「おい、ひろき」とも一言。

 ただ、この勝ち上がりにより日本は1位突破が決定。準々決勝ではニュージーランドとの対戦が決まった。連戦での戦いが続いた酒井はチームメイトを信じて、「準決勝」に向けて準備することになる。

 また本田はこの試合前、「環境」と「成長」についても呟いていた。

 まず英語で、こう語りかける。

「高いレベルの環境は常に私たちの成長を加速させます。だから重要なのは、あなたにとって一体何が環境(environment)なのかということです」

 そして、日本語でこのようにも続けた。

「人は無意識に環境を与えられる。
人は環境に育てられる。
人はその能力を才能と言う。
人は才能に勝てないと諦める。
人は人生について深く考える。
人は意識的に環境を選ぶ。
人は環境や才能の本質に気付く。
人は人の弱さを実感する。
そんなことを考えながら今日を生きる」

 そのように「環境」をどのように選択する、あるいは切り開いていくか。それによって人生の展開も変わってくるというニュアンスのメッセージを発している。

 本田自身は6月29日に出演した『ABEMA PRIME』で、今後について「監督が選手をやる、基準は監督に向き始めています。腰かけだと言う人もいますが、選手だけ、監督だけと片方だけでは刺激が足りなくなってきている。選手でやれていることを監督で、監督でやっていることを選手で生かしたい。めちゃくちゃ楽しいですよ」と、マネジメントへの興味を口にしていた。東京五輪後、去就などが発表されるようだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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