レアル・マドリード久保建英、ソシエダ移籍へ合流。19日、メディカルチェック後に正式発表

スペイン１部４シーズン目、ついに完全移籍。

　スペイン１部レアル・マドリードが保有権を持っていた日本代表MF久保建英が７月18日、同リーグのレアル・ソシエダへ完全移籍するため現地入りした。レアル・ソシエダがクラブ公式サイトとSNSで報告、チームに帯同したことを写真で報告している。

　レアル・ソシエダによると、久保は18日20時30分頃、オンダリビア空港に到着。19日にメディカルチェックを受けたあと、新たな契約書にサインするということだ。

　移籍専門のジャーナリスト、ファブリシオ・ロマーノ氏（@FabrizioRomano）によると、レアル・ソシエダがレアル・マドリードに支払う移籍金（移籍解除金）は650万ユーロ（約９億円）。レアル・マドリードは、久保の50パーセントの権利を保有する。レアル・ソシエダが今後、久保を他チームに売却した場合、その移籍金（契約解除金）の半分をレアル・マドリードは得られるという契約内容だ。またマドリードは「買い戻し」の権利も持つという。

　レアル・ソシエダは昨季17勝11分10分の勝点62で６位。UEFAヨーロッパリーグ（EL）の出場権を得ている。一時は日本への移籍の可能性も報じられた36歳の元スペイン代表ダビド・シルバ、さらにミケル・メリーノが所属。左利きのスペイン代表MFブライス・メンデスを新たに獲得している。

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