【東京五輪】浦和DFデンの豪州、優勝候補アルゼンチンなど敗退。日本は「死の組」突破、ブラジル、韓国との対戦をメダル獲得マッチまで回避
東京五輪サッカー男子の決勝トーナメント。会場は #26=横浜 #28=埼玉 #25=カシマ#27=宮城 ※ #29=カシマ #30=埼玉 3決=カシマ 決勝=横浜オリンピック・パラリンピック大会組織委員会提供
ベスト8、決まる――。
[東京五輪 GL3節] 日本 4–0 フランス/2021年7月28日/横浜国際総合競技場
東京オリンピックのグループリーグ(GL)3節、日本代表が久保建英の3試合連続、さらに酒井宏樹、三好康児、前田大然のゴールラッシュでフランス代表に4-0の勝利を収めた。日本はA組1位でGLを突破、決勝トーナメント1回戦(準々決勝)ではニュージーランド代表と対戦する。
また、GLの全日程が終了。ベスト8が出揃った。
グループCでは、浦和レッズのDFトーマス・デンがキャプテンを務めたオーストラリア代表は1勝1分けでGL最終節のエジプト戦に臨んだ。この試合、引き分け以上で決勝トーナメントに残れたものの、0-2で敗戦。エジプトに逆転された。
また優勝候補の一角と目されたアルゼンチン代表だが、スペインとの最終節で引き分けて、3位での敗退が決まった。
グループDは、尻上がりに調子を上げるブラジルがサウジアラビアに勝利を収めて1位突破。もう一方のベスト8を懸けた直接対決は、コートジボワールが先制し、ドイツが終盤に追い付いて猛攻――。しかし耐えきったコートジボワールが8強進出の切符を掴んだ。
強豪が同居した「死の組」を3連勝で突破した日本は決勝トーナメント、ブラジル、韓国、メキシコとの同じ山を回避。準々決勝で“ダークホース”のニュージーランドと対戦し、勝ち上がった場合には、スペイン&コートジボワールの勝者と決勝進出=銀メダル以上確定を懸けて戦う。
グループステージの結果は次の通り。
▽男子1次ラウンド(グループリーグ)
▼グループA
1 日本 勝点9
3勝0分0敗 7得点・1失点 +6
2 メキシコ 勝点6
2勝0分1敗 8得点・3失点 +5
3 フランス 勝点3
1勝0分2敗 5得点・11失点 -6
4 南アフリカ 勝点0
0勝0分3敗 3得点 ・8失点 -5
▼グループB
1 韓国 勝点6
2勝0分1敗 10得点・1失点 +9
2 ニュージーランド 勝点4
1勝1分1敗 3得点・3失点 0
3 ルーマニア 勝点4
1勝1分1敗 1得点・4失点 -3
4 ホンジュラス 勝点3
1勝0分2敗 3得点・9失点 -6
▼グループC
1 スペイン 勝点5
1勝2分0敗 2得点・1失点 +1
2 エジプト 勝点4
1勝1分1敗 2得点・1失点 +1
3 アルゼンチン 勝点4
1勝1分1敗 2得点・3失点 -1
4 オーストラリア 勝点3
1勝0分2敗 2得点・3失点 -1
▼グループD
1 ブラジル 勝点7
2勝1分0敗 7得点・3失点 +4
2 コートジボワール 勝点5
1勝2分0敗 3得点・2失点 +1
3 ドイツ 勝点4
1勝1分1敗 6得点・7失点 -1
4 サウジアラビア 勝点0
0勝0分3敗 4得点・8失点 -4
※決勝トーナメントは添付の画像にて!
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[文:サカノワ編集グループ]