【スペイン戦】森保監督の記者会見「ダメージは非常に大きいと思うが、チームとして反骨心、反発力を持って、もう一度メダルへチャレンジしたい」
厳しい表情を浮かべる日本の久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
決して粘り強くワンチャンスを狙っていたわけではなく――。
[東京五輪 準決勝] 日本 0(0EX1)1 スペイン/2021年8月3日/埼玉スタジアム2002
東京オリンピックのサッカー男子・準決勝、日本代表は延長後半115分のマルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)のゴールで、スペイン代表に0-1で敗れた。日本は8月6日の3位決定戦に回り、メキシコと対戦する。メキシコとはグループリーグ2節で一度戦い、日本は2-1で勝利を収めている。
日本の森保一監督(日本フル代表と兼任)は試合後の記者会見で、次のように語った。
「今日の試合に勝って決勝に進む準備をチーム全体で進めていましたが、思っていたような結果を残せず、選手・スタッフともに残念に思っています。そして応援してくださっているサポーターの皆さんにも、粘り強く戦い抜いて最後勝利を届けたいという気持ちでいただけに、残念に思います。
スタジアムは無観客でしたが、テレビの画面を通じて、たくさんのサポーターの皆さんが選手たちを応援してくださり感謝しています」
そして指揮官は試合について振り返る。
「試合については、粘り強く戦うところで、選手たちはピッチ上で個の力を発揮しながらも、チームのために走って戦い、いくつか決定的チャンスを作りました。しかし、そこで決め切れず、相手にダメージを与えられませんでした。その粘り強い戦いは監督として、感謝したいと思います。
目指すべきところ(金メダル)に結果として進めませんでしたが、大切なのは気持ちを切ってしまうと、次の試合で結果を求められません。ダメージは非常に大きいと思いますが、チームとして反骨心、反発力を持って、もう一度メダル獲得にチャレンジしたいと思います」
また、スペインの猛攻に耐えながらワンチャンスを狙っていたのか? という問いには、次のように答えた。
「我慢強い戦いをして守備の時間が長くなることは、ある程度予想していました。そのなかで選手たちもチームとして戦いながら、攻撃に移ることを前半から実行してくれました。
粘り強く戦いながら最後に得点を決めて勝つ、ということではなく、まずフレッシュに戦い、受ける時間が多くなっても焦れずに、相手が攻撃的に来るなかで突いていこうという話をして、表現してくれました。
しかしながら最後ゴールに至らなかったことに関しては、我々の守から攻への精度であり、最後決め切る攻撃的について、(精度を)上げていかなければいけないと感じます」
森保監督はそのように、メキシコとの3位決定戦の勝利に向けて、気持ちを切り替えていた。
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[文:サカノワ編集グループ]