「ぜひサンフレッチェ広島で監督になって下さい」日本代表の森保監督が引退する青山敏弘にエール
青山敏弘。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「少し家族と休んでもらいながら、また次のサッカー人生に向かって行ってもらいたいです」
[J1 37節]広島 5-1 札幌/2024年12月1日14:03/エディオンピースウイング広島
J1リーグ37節、サンフレッチェ広島が北海道コンサドーレ札幌に5-1で勝利を収めて、最終節での逆転優勝へ望みをつないだ。
首位の神戸は勝点69、2位の広島が勝点68、そして3位のFC町田ゼルビアが勝点66で、いずれも優勝の可能性を残した最終節を迎える。最終節は「神戸引き分け、広島勝利」に加え、神戸が最終節の湘南ベルマーレ戦で敗れた場合、広島はガンバ大阪との一戦を引き分けても優勝できる(町田は得失点差で厳しいか)。
また、ホーム最終戦後の青山敏弘の引退セレモニーでは、広島を率いてJリーグ制覇を成し遂げている日本代表の森保一監督からのメッセージビデオが流された。
森保監督は「アオ、この度は現役生活、本当にお疲れ様でした。少し寂しい気持ちもありますが、ケガやいろんな困難に向き合いながら、がむしゃらに、ひたむきに、全力で頑張ってきたアオに、『お疲れ様でした』という言葉を贈りたいです。少し家族と休んでもらいながら、また次のサッカー人生に向かって行ってもらいたいです」とエールを贈った。
「アオはクラブスタッフ、選手、ファン・サポーター、地域の方々、サンフレッチェを応援している全ての人達に、苦難を乗り越える勇気、常に目の前のことに全力で取り組む姿勢を見せてくれました。一発で局面を変えるパス、ゴールに向かっていくプレーは深く刻まれたと思います」
そのように”HIROSHIMA”に大きな影響をもたらした、その功績をたたえていた。
また青山が指導者の道を歩むということで、森保監督は「アオ自身が監督になるのを目標にしていると聞きました。ぜひサンフレッチェ広島で監督になってください!」と、大きな笑顔を浮かべて呼び掛けた。
いま読まれている記事>>松本人志さん訴訟取り下げ、文春側が抱えていたリスクとは? 舞台裏の駆け引きを北村弁護士が解説
現在の森保体制に加わってみるのも面白そうだが……。今後どのようなキャリアを歩むのか楽しみだ。