×

絶好調レッズ南野拓実、セリエA強豪が触手。東京五輪代表DF冨安健洋の獲得も噂された――

南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

チェルシーのイングランド代表FWアブラハムのローマ移籍がクラブ間で合意。それを受けて――。

『スカイ』は8月10日、イングランド・プレミアリーグのチェルシーFCに所属しているイングランド代表FWタミー・アブラハムがイタリア・セリエAのASローマに移籍することでクラブ間の合意に至ったと報じた。違約金は3400万ポンド(約52億円)。23歳のストライカーは初めて海を越えて挑戦することになりそうだという。

 また、イタリアの移籍情報サイト『トゥット・メルカート』はこのほど、イタリアの複数クラブが、アブラハムの獲得に向けて、これまで交渉を進めてきたと伝えている。

 一つが昨季セリエAで3位に入ったアタランタBCだ。記事によると、アタランタはアブラハムの獲得に動いていた一方で“失敗”した際に、プレミアリーグでプレーする複数のアタッカーをリストアップしていたという。

 その一人がリバプールFCの日本代表FW南野拓実だ。

 アタランタは南野の他に、アストン・ヴィラFCのブルキナファソ代表FWベルトラン・トラオレ、マンチェスター・ユナイテッドのウェールズ代表FWダニエル・ジェームズをリストアップし、本命視しているのがエバートンFCのナイジェリア代表FWアレックス・イウォビだという。

 ウイングを補強したいという意向だが、いずれも高額な移籍金などがネックになっているそうだ。

 一方、レッズの「18番」南野はプレシーズンマッチで大活躍。プレミアリーグ開幕直前のスペイン1部CAオサスナとのプレシーズンマッチ(〇3-1)では、得点こそなかったものの、3ゴール全てに絡む活躍を見せた。

 また、アタランタは日本代表と東京オリンピック日本代表に選出されてきた冨安健洋(ボローニャFC)に、正式オファーを出していたと言われる。一時は移籍決定的とイタリアでも報じられたが、プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCなども獲得に乗り出したことで、アタランタが交渉を降りたとも、引き続き動いているとも伝えられる。

 組織的な戦いの中で個を一段と磨き上げることに定評あるアタランタ。UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)にも参戦する。果たしてイタリアを舞台に、日本代表の南野&冨安の共闘もあるのか――。

注目記事:久保建英がマジョルカ移籍へ。レアル・マドリードから期限付き1年、買取オプションなし。東京五輪日本代表で3ゴール!

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads