×

三重の選手がつば吐き、3試合出場停止。いわきからの指摘でJFL規律委員会調査

(C)SAKANOWA

相手選手にかかった「極めて悪質な行為」で。

[JFL 19節] ヴィアティン三重 0-1 いわきFC/2021年8月22日/朝日ガスエナジー東員スタジアム(東員町スポーツ公園競技場) 

 JFL(日本フットボールリーグ)のヴィアティン三重は8月26日、 22日の19節いわきFC戦で相手選手へのつば吐き行為が明らかになったとして、リーグから野垣内俊に3試合の出場停止処分が科されたと発表した。

 出場停止になる対象試合は、20節8月28日ソニー仙台FC戦、21節9月5日の奈良クラブ戦、22節9月12日FCティアモ枚方戦 。

 クラブとJFLの発表によると、19節いわき戦のあと、いわきFCから「試合中につば吐き行為があった」と申し立てがあった。これを受けて、JFL規律委員会は、試合中に審判員が確認できなかった「極めて悪質な行為」に当たるのかどうか、情報収集、映像確認、事情聴取を行ってきた。

 その結果、野垣内がつばを吐き、それがいわきの選手にかかっていた事実を確認。日本サッカー協会(JFA)懲罰規程の『競技及び競技会における懲罰基準2-3』「選手に対しつばを吐きかける行為」にあたると認められた。

 最低6試合の出場停止及び罰金(当該選手はアマチュア登録のため罰金は発生しない)に該当する。しかし1回目であり、また、審判員が判定したものではない事象のため、映像などで全て確認するのは難しいと判断。当該選手の事情聴取での状況などを踏まえて情状酌量の余地があるとして、JFLの公式戦で、直近3試合の出場停止処分とすることが決まった。

 三重は24日にも、同じくいわきFC戦で試合をライブ配信した際、選手の不適切な発言がそのまま配信されたことについて、クラブ独自に、選手1人にリーグ2試合の出場停止ならびに厳重注意処分 、選手4人に厳重注意の処分を下していた。

【注目記事】
・【血液型付き】日本代表の全選手PHOTOギャラリー。カタールW杯アジア最終予選メンバー24人

・日本人市場価格ランキング。4位南野拓実、3位久保建英…。浦和DF酒井宏樹がJリーグ最高。日本代表、W杯アジア最終予選スタート!

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads