久保建英が魅惑のダブルタッチ、しかしマジョルカはビルバオに今季初黒星
アスレティック・ビルバオ戦に先発したマジョルカの久保建英。(Photo by Juan Manuel Serrano Arce/Getty Images)
イ・ガンインとの初共演はわずか5分間に。
[スペイン1部 4節] A・ビルバオ 2‐0 マジョルカ/2021年9月11日21:00(日本時間12日4:00)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ
スペイン1部リーグ、RCDマジョルカはアスレティック・ビルバオに0-2で敗れ、今季初黒星を喫した。マジョルカの日本代表MF久保建英は4-2-3-1のトップ下で先発出場し、前線で起点となったもののゴールをもたらすことができなかった。77分に途中交代している。また韓国代表MFイ・ガンインも後半に交代出場からマジョルカデビューを果たしている。
久保にとっては、大阪、カタールへの大移動を伴った日本代表の活動を終えて臨む今季初戦。アウェーチームは最前線にフェルナンド・ニーニョ、2列目に左からダニ・ロドリゲス、久保、昨季からプレーする22歳ジョルディ・ムブラと並ぶセットが採用された。
マジョルカは主導権を握る時間もあり、特に後半途中からはたて続けに4本連続でシュートを放つなど勢いに乗った。そこで久保は魅惑のダブルタッチを披露するなど(ファウルを受けたが、アドバンテージで流す)、突破口を見出そうとする。
ただ、劣勢から挽回しようとビルバオは63分に3枚替えを敢行。これでパワーを取り戻したホームチームに、68分にセットプレーからダニエル・ビビアン、74分にゴール前の連係ミスからイニャキ・ウイリアムズと、立て続けに得点を決められてしまう。
0-2となった72分にはイ・ガンインが投入され、久保との共演も実現する。ただその直後の75分、20歳のレフティはアブドン・プラッツと交代している。
結局、マジョルカは枠内シュート1本に終わり敗れ、リーグ2勝1分1敗となった。一方、ビルバオは2勝2分で無敗をキープしている。
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[文:サカノワ編集グループ]