アーセナル冨安健洋、早くもダビド・ルイス超え!ノリッジ戦でデータが物語る傑出のパフォーマンス
アーセナルでのデビューを果たした冨安健洋。(Photo by Julian Finney/Getty Images)
空中戦7回勝利…デュエル勝率77パーセント。今日バーンリー戦!
[プレミアリーグ 5節] バーンリー – アーセナル /2021年9月18日15:00(日本時間23:00)/ターフ・ムーア
イタリア・セリエAのボローニャFCからイングランド・プレミアリーグのアーセナルFCに完全移籍したDF冨安健洋が9月18日、アウェーでのバーンリーFC戦に臨む。地元メディアでは冨安の2試合連続でのスタメン出場を予想している。
冨安が右サイドバックとして堂々の新天地デビューを果たした9月11日のホームでのノリッジ・シティFC戦(〇1-0)。前日に合流したばかりで、足がつっていたことと極度の緊張状態が続いていたことなどから、62分に交代を告げられた。
『プレミアリーグ・ニュースナウ』はこの試合での冨安のデータを分析し、興味深い数値をまとめている。
まず、対峙したギリシャ代表クリストス・ツォリスには一度も突破を許さなかった。22歳の日本代表DFがアップダウンを繰り返しながら、サイドの攻防で主導権を握り続けた。
空中戦勝利数7回、地上戦勝利数3回、トータルのデュエル勝率は77パーセントで、「まだ1試合だけではあるものの、いずれもリーグトップクラス」。また3本のキーパスを通すことにも成功し、「早くも昨季1年間でダビド・ルイス(アーセナル→フラメンゴ)が記録した数字を上回った」ということだ。
そして今後の課題として、ミケル・アルテタ監督は選手自らが生きるとともに、周囲の特長を引き出すタレントを重宝してきたことを強調。センターバックのベン・ホワイトとの補完関係、右ウイングのニコラ・ペペのフォロー、そしてクロスでの貢献など、「安定」と「危険なプレー」を一定して示していければ、アーセナルの右サイドバックはこれからしばらく安泰になるはずと期待を寄せる。何より「タケヒロの未来は明るい!」と、そのデビューを祝福している。
バーンリー戦。再び冨安のパフォーマンスに注目が集まる。
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[文:サカノワ編集グループ]