Jリーグのどのクラブ!?ブラジル人FWチアゴ、移籍金1億7000万円で「日本からオファー」
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来シーズンに向けて。徳島DFカカに続いてクルゼイロから――。
Jリーグの2022シーズンに向けて、すでに水面下では補強の動きが出てきている。そうしたなか、ブラジル2部の名門クルゼイロECのFWチアゴ(Thiago)に、来季Jクラブへの移籍の噂が出ている。
ブラジルメディア『Deus Me Dibre』は10月14日、「日本のサッカー界がクルゼイロのFWチアゴに興味を持っている」と報じた。記事によると、クルゼイロは深刻な経営難による給与未払いにより、プレーを拒否する選手が相次いでいるという。この事態を打破するためクラブは選手の売却によってその負債を軽減するとともに、キャッシュを確保したい意向である。
そこで「1月にマーケットが解禁されるJリーグから、チアゴが注目されている」と伝えている。
クラブ名は定かではない。ただし、クラブの持つパス(保有権)の80パーセントにあたる移籍金150万ドル(約1億7000万円)での「オファーが届いている」ということだ。彼の保有権の30パーセントは別法人が保有しているため、クルゼイロはそれらも買い取るため300万ドル(約3億4000万円)を要求しているそうである。
身長188センチあるチアゴは生粋のストライカータイプ。センターフォワードとして、今季これまでリーグ17試合・3ゴール・1アシストを記録している(公式戦通算は22試合に出場)。「最近の試合では、非常に重要な役割を果たしている」と評価されている。
記事の中では、「クルゼイロの選手が日本から狙われるのは、これが初めてではない」として、J1リーグの徳島ヴォルティスがDFカカを今季獲得したことを紹介している。
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[文:サカノワ編集グループ]