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鎌田大地が今季初ゴール!長谷部誠も大喜び。ELオリンピアコス戦、3-1勝利でグループ首位に立つ

オリンピアコス戦でゴールを決めたフランクフルトの鎌田大地。(Photo by Frederic Scheidemann/Getty Images)

2-1とリードしたなか、待望の流れの中からの一撃。

[EL GS3節] フランクフルト 3-1 オリンピアコス /2021年10月21日21:00(日本時間22日4:00)/ドイツェ・バンク・パルク

 ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ(GS)3節、ドイツ・ブンデスリーガ1部のアイントラハト・フランクフルトの日本代表MF鎌田大地がギリシャ1部の強豪オリンピアコス戦、今シーズン公式戦初ゴールを決めた。鎌田はトップ下、キャプテンマークをつけた長谷部誠はリベロで、いずれもフル出場。試合はフランクフルトが3-1で勝利を収めた。

 ブンデスリーガでいまだ今季1勝しか挙げられずにいるフランクフルトは、1勝1分と結果を残すこのELで、勝利を求めるとともに新たなバランスを模索。

 国内リーグではベンチスタートの続く鎌田だが今回先発出場を果たした。これまで前線からのプレッシング強度をより重視してきたオリバー・グラスナー監督だが、3-4-1-2の布陣で鎌田をトップ下、長谷部を3バックの中央に配置。昨季チームの“良い時”の要素を組み入れる形で、その狙い通り、ポゼッションを高めて試合を進めていった。

 フランクフルトは前半のうちにPKとコーナーキックの流れから2点を奪取。そして2-1とリードして迎えた59分、FWゴンサロ・パシエンシアが約20メートルの地点からシュート。GKの弾いたこぼれ球に対し、DFふたりの間を割って抜けた鎌田が冷静にコントロール。GKをかわし、左足で値千金のチーム3点目を決めてみせた。

 実力伯仲の相手に、しかも待ち望まれた流れからの一撃――。ホームでの今季公式戦初ゴールを決めた鎌田を中心に歓喜の輪ができて、長谷部も駆け寄って喜びを爆発させた。

 試合はホームチームが3-1で勝利。2勝1分と無敗をキープし、2連勝中だったオリンピアコスを抜いてグループDの首位に立っている。

 鎌田は今季公式戦11試合目での初ゴール(ブンデスリーガ7試合、EL3試合、DFB杯1試合に出場)に。

 フランクフルトは今週末、日本時間10月25日2時30分から、日本代表FW浅野拓磨の所属するVfLボーフムとアウェーで対戦する。

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