「トンネルの先の光が見えた」久保建英がピッチで練習再開

全体練習合流まで「もうすぐだと思います」。

　スペイン１部リーグRCDマジョルカの日本代表MF久保建英がこのほど、ピッチ上でのリハビリのメニューを開始した。20歳のレフティはクラブ公式ユーチューブに登場し、「トンネルの先の光が見えてきた」と、復帰への確かな感触を口にしている。

　これまでジムで筋力の強度を取り戻すトレーニングを積んできた久保が、ピッチに立った。まだ個別メニューではあるが、筋肉に負荷を掛けながら、ボールも扱っている。

「とても満足しています。通常に近い高い強度で練習できました。本当に状態はいいです。ピッチの中にいるのは本当に好きです」

　とはいえ、まだ完全合流ではない。慎重さも忘れない。

「楽しむと同時に苦しんでいます。それは変わりません。チームが良くない時、僕も苦しんでいます。チームがいいプレーをした時、僕は楽しんでいます」

　そうしたなか、ようやく「光」が見えてきたと久保は言う。

「状態は良く、トンネルの先の光が見えてきました。ピッチへ戻るまで、もうすぐだと思います。戻るのが何日になるか分かりませんが、順調に行けば、コンディショニングコーチのラウールとのトレーニングを開始します。彼が良いと判断した時、全体練習に戻ります」

　順調に行けば12月最初の週に組まれるアトレチコ・マドリード戦、もう少し時間を要した場合、年明けにも復帰できるのではないかと地元メディアは報じている。

　マジョルカは現在リーグ３勝６分４敗（13得点・19失点）で13位。最近は１勝４分２敗、５試合勝ち星なし、４試合連続ドローと苦しんでいる。久保復帰の日が待たれる！

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[文：サカノワ編集グループ]