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【大分】片野坂監督が若手選手へ“メッセージ”「そこは非常に残念」。来季J2降格決定

片野坂知宏監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

横浜FC、仙台も2022シーズンはJ2へ。

[J1 36節] 鹿島 – 大分/2021年11月20日15:03/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ36節、大分トリニータは鹿島アントラーズとスコアレスで引き分けて今季19位以下が確定、2022シーズンのJ2降格が決まった。また、ベガルタ仙台、横浜FCの来季降格も決定した。

 大分の片野坂知宏監督は試合後の記者会見で、「大分トリニータに関わる全ての方々に対し、このような結果になったのは私の責任であり、本当に申し訳なく思っている。申し訳ありませんでした」「選手はしっかり準備し、最後まで諦めず戦ってくれました。そうしたなか、私が選手のプレーを引き出せなかったこと、勝ちにつながるゲームをできなかったこと、本当に私の力がまだまだ足りないところだと思っています」と、感謝とともに謝罪の言葉を述べた。

 一方、質疑応答の中で、今後に向けて、指揮官からの“メッセージ”と言える言葉もあった。

「試合に臨む18人を選んでいくなか、若い選手の中にはいいスペックを持った選手、能力の高い選手がいます。そういった選手を起用することもできたと思います。ただ準備ができている状況に見えない時があり、そこは本当に毎日一緒に練習をしていて、非常に残念に思っていました。

 そういった選手たちの課題はまだまだあると思います。今日試合に出た選手も、このような強い鹿島さんに対し、まだプレーできていなかった。そこを真摯に受け取ることが大事だと思います。強度と質、最後の得点に至るまでのパワー、やはり鹿島さんと比べても、まだまだ足りていないところかなと思います」

 また大分としては、J1リーグで3シーズンを戦った。さらに長く戦い続ける、そんなクラブとしての体力づくりもまた求められる。片野坂監督はそのためのテーマについて、次のように語った。

「やはり得点を取ることだと思います。J3、J2、J1と指揮をとらせていただいて、ゴールキーパーから構築し得点を狙っていく形に取り組んできました。やはりこのJ1の強度や質を上回り定着するには、それだけでは足らず、前線の質、フィニッシュに至るまでの個の能力の部分でも上回っていくことは必要になるのかなと感じています」

 指揮官は「質」へのこだわりを強調した。

「ただトリニータがお金を出して、外国人選手を含めていい選手を加入できるかというと、そういう状況にはありません。そこへ目を向けるのではなく、自分たちの戦術の中でチャレンジして得点し、勝点を積み上げる。そういう部分の足りなさが、勝点につながらなかったと思っています」

 対鹿島では、2019、2020年に勝利を収めたが、今季は2試合ともにスコアレスドロー。この日の鹿島に勝利するためには、何が足りず、何が必要になるのか――。そこを基準に追求できれば、大分はさらにタフなクラブになり得るはずだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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