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【浦和】ユンカー獲得へセルティックが「準備万端」、イングランド6クラブも名乗り!?

浦和のキャスパー・ユンカー。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

母国の計7クラブ以上が「興味」。

 J1リーグ浦和レッズのデンマーク人FWキャスパー・ユンカーに、再び熱視線が注がれている。今度はサッカーの母国イギリスからだ。スコットランド1部セルティックFC、さらにイングランド・チャンピオンシップ(実質2部)のダービー・カウンティFCなど6クラブがこのストライカーを欲しているというのだ。

 イギリスメディア『サン』が11月24日、「ユンカー獲得へセルティックが『準備万端』」と報じた。あくまでも「ゴシップ=噂」という。記事によると、ユンカーに「興味」を持っているのは、セルティックとダービーをはじめ、チャンピオンシップのウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFC、クリスタル・パレスFC、スウォンジー・シティAFC、ミドルズブラFC、ブリストル・シティFCなど。実に7チームの具体名が挙がっている。

 デンマーク代表でのプレー経験がないため、プレミアリーグのクラブへの加入は難しいが、上記チームであれば“問題なし”と見られる。

 特にセルティックが注目しているのが、ユンカーのノルウェーリーグでの実績だ。FKボデ/グリムト時代に得点王とMVPに輝いているが、「過去にはステファン・ヨハンセン、ミカエル・ルスティグ、クリストファー・エイジャーといった同リーグで成功を収めた選手が活躍してきた」。その実績とサイクルもあり、ユンカーを迎え入れる準備が整っているというのだ。

 セルティックを率いるのは、前横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督で、前ヴィッセル神戸の日本代表FW古橋亨梧が在籍している。ポステコグルー監督は「Jリーグ」からの1月の冬のマーケットでの補強を示唆。前田大然(横浜FM)、旗手怜央(川崎フロンターレ)がリストアップされていると噂されてきた。外国籍選手もターゲットに加わってくるのか――。

 一方、ユンカーは先日、デンマークメディアのインタビューに登場。「私は浦和にいてめちゃくちゃ幸せです。オファーが来るたび騒ぎになるのは、前のチームでウンザリしていました」「ここ数年、いろいろなクラブを転々としてきました。今は少しでも長い契約を結び、自信を持ってプレーしたいと思っています」と、浦和での戦いに集中したいという思いを語っている。

 ユンカーは2022シーズン末まで浦和と複数年契約を結び、さらに1年のオプションが付けられている。日本ではこれまで、J1リーグ20試合・9得点・1アシストなど公式戦29試合・16ゴール・2アシストを記録している。

 また、他にもイタリア・セリエAのUCサンプドリア、J1リーグの神戸なども、ユンカー獲得に動いてきたと言われている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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