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J2降格の仙台、原崎政人監督の“続投”発表。「妥協しない練習と、きめ細かにコミュニケーションをとるスタイルで、チームを強くまとめあげていってくれる」と期待

ベガルタ仙台のエンブレム。(C)SAKANOWA

先月、手倉森誠前監督の退任に伴い就任。仙台のアカデミーから指導に携わる。

 来季J2降格の決まったベガルタ仙台は12月3日、原崎政人監督(HARASAKI Masato)が2022シーズンも引き続き指揮を執ることが決定したと発表した。

 原崎監督は1974年8月13日生まれ、青森県出身。現役時代は、1993年から1998年までフジタ/ベルマーレ平塚、1999年から2003年まで大宮アルディージャ、2004年に仙台でプレー。

 指導者としては、大宮のU-12、ユースコーチ、東洋大学コーチ(大宮と2011年度業務提携先)、その後は仙台で、2012年から2015年までトップチームコーチ、2016年アカデミーコーチ、2017年ユース監督を務めた。

 さらに大宮ヘッドコーチ、V・ファーレン長崎ヘッドコーチを経て、今季、仙台ヘッドコーチに就任。11月、成績低迷による手倉森誠前監督の退任に伴い、新監督に就任していた。

 原崎監督は次のようにコメントしている。

「2022シーズン、指揮を執ることになりました、原崎政人です。コロナ禍で制限のある中、いつもベガルタ仙台を応援してくださり、また支えていただき、本当にありがとうございます。

 今シーズンはファン、サポーター、スポンサー、クラブに関わる全ての皆さまに辛い思いをさせてしまい、申し訳ありません。2週間ではありますが、監督として指揮を執っております。選手たちは私の練習に果敢にチャレンジし、真剣に取り組んでくれています。

 J2降格という結果をしっかりと受け止め、自分たちの責任は必ず自分たちで取り返すという思いを持って来シーズンを戦います。

 ベガルタ仙台を応援してくださる全ての皆さまへ。

 まずは最終戦、来シーズンに繋がる熱い試合をお見せします。ぜひ一緒に戦ってください。応援よろしくお願いいたします」

 仙台の佐々木知廣社長は次のようにコメントしている。

「2022シーズンのトップチームの指揮について、原崎監督に委ねることといたしました。

 原崎監督は、ベガルタ仙台のスタッフとして、トップチームからアカデミーまで指導歴が長く豊富であり、選手としても在籍し、クラブへの思いが強い指導者です。妥協しないトレーニングと、きめ細やかにコミュニケーションをとるスタイルで、チームを強くまとめあげていってくれるものと思います。

 明日には最終戦を控える状況ですが、来シーズンの戦いでJ1復帰を果たすことを第一の目標に、そして将来につながるサッカースタイルを確立していくためには、1日でも早くスタートする必要があると考え、続投を発表いたしました。

 ファン、サポーター、スポンサーの皆さまには変わらず、熱い応援を何とぞお願いいたします」

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[文:サカノワ編集グループ]

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