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【鹿島】相馬直樹監督、奥野僚右氏ら4人の退任発表「来季タイトル獲得を」

鹿島の相馬直樹監督。(C)KASHIMA ANTLERS

4位に食い込み、ACL出場権獲得に望み。

 J1リーグ鹿島アントラーズは12月5日、相馬直樹監督をはじめ、奥野僚右、パシェコの両コーチ、テクニカルスタッフのウェリントン氏が契約期間満了に伴い今期限りで退任すると発表した。

 今季途中にザーゴ前監督の解任により相馬監督が就任。クラブ創設30周年、タイトル獲得を悲願の目標に掲げて臨んだが、結局、無冠に終わった。ただ、リーグ4位に食い込んだことで、川崎フロンターレかJ2降格の決まった大分トリニータが天皇杯で優勝した場合、来季ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)のプレーオフからの出場権を獲得できる状況には持ち込んだ。

 相馬監督は次のようにコメントしている。

「監督就任から8か月、コーチとしてクラブに戻ってからは2年間という期間でしたが、良い時も苦しい時も一緒に戦ってくれたファン・サポーターの皆様、パートナーの皆様、地域の皆様、選手、スタッフ、クラブ関係者、そして鹿島アントラーズに関わる全ての方々に感謝いたします。

 今シーズン届かなかったタイトルを、来年以降、手にしてくれることを心より願っております。短い間でしたが、本当にありがとうございました」

 また、奥野、パシェコ、ウェリントン3氏のコメントは次の通り。

奥野コーチ
「4か月間、ありがとうございました。心よりチームの成長と発展、そしてタイトル獲得を応援しています」

パシェココーチ
「2年間、鹿島アントラーズで仕事をすることができ、感謝します。幸運と、今後アントラーズが勝者の道のりに戻ることを心から願っています。サポーター、関係者の皆さん、ありがとうございました」

ウェリントンテクニカルスタッフ
「クラブ関係者の皆さんはいつも温かく、この2年間仕事できたことを心から感謝します。勝利を手にするために、全員全力で戦ったと思います。鹿島アントラーズが今後も目標を達成することを願っています。心から抱擁を!サポーターのみなさん、ありがとうございました!」

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[文:サカノワ編集グループ]

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