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久保建英が明かした復帰までのプロセスと筋トレ「一回りデカくなったのかなと思う」。アトレチコ戦、マジョルカに劇的決勝弾をもたらす

劇的勝利を収めたマジョルカの久保建英(17番)がチームメイトと勝利を祝う。(Photo by Denis Doyle/Getty Images)

イ・ガンインとの関係性、“年下メンバー”についても…質問に答える。

[スペイン1部 16節] アトレチコ・マドリード 1-2マジョルカ/2021年12月4日18:30(日本時間5日2:30)/エスタディオ・メトロポリターノ

 昨季王者アトレチコ・マドリード戦でアディショナルタイムにカウンターから劇的な決勝ゴールを決めた日本代表MF久保建英が試合後の公式記者会見、日本語でも質疑に応じた。その様子がマジョルカの公式ツイッターで公開され、復帰までのプロセス、韓国代表MFイ・ガンインらとの関係性などについて語っている。

 この約2か月の間、体が一回り大きくなった印象だ。このリハビリ期間の取り組みについて問われたレアル・マドリードからレンタル移籍中の20歳のレフティは、次のように語った。

「最初の1か月は本当にボールを蹴ることも、足を動かすことさえできず、できることが上半身の筋トレしかありませんでした。そこで今もついてしまった習慣という形で、毎週筋トレをやっていて、一回りデカくなったのかなとは思います」

 フリーキックでフランコ・ルッソの同点ゴールをアシストしたイ・ガンインとの関係性も良好だ。

「イ・ガンイン選手が(マジョルカに)入ってきた時、自分にいろいろ話を聞いてくれて、けっこう練習からもいい関係性ができていました。そこで自分がケガをしてしまいました。全然、誰が出ても僕は共存できると思っています。

 日本人に近いプレースタイルと言いますか、ヨーロッパの選手とはまた違ったものを持っていて、自分としてはやりやすいかなと思っています」

 そして、イ・ガンインを含め同世代のメンバーと、とても仲が良いとも明かした。

「今回4日間の遠征でしたが、“年下メンバー”はみんな仲が良く、オフの日にセンター街に行ったり、いろいろできることは一緒にして、基本的に食事も一緒なので仲はいいと思います」

 待望の今季初ゴールが、昨季王者からの決勝弾に。しかもチームに8試合ぶりの勝利をもたらした。

 久保が救世主に――。暫定で12位のマジョルカは日本時間12月11日5時から、ホームで同14位のセルタ・デ・ビーゴと対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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