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【Jリーグ】国際試合対応のクラブライセンスは「J1」に集約。「J2」はローカルルール化

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

J2のほとんどが「J1クラブライセンス」を保有、「影響は少ない」。

 Jリーグは12月14日に実行委員会と社員総会を行い、そのなかで、「クラブライセンス交付規則」を見直し、これまでJ1とJ2の参加資格を「Jリーグクラブライセンス」としてきたものを、今後「J1クラブライセンス」に集約することを決めた。J2クラブライセンスはローカルルールとして定められる。

 この「Jリーグクラブライセンス」は国際ルールに則ったもの。アジアサッカー連盟(AFC)の規則の定めに従い、JライセンスとともにAFCアジアチャンピオンズリーグの出場資格(以下「AFCライセンス」という)に関しても必要な事項が定められてきた。そのインターナショナルルールに対応し、「J1クラブライセンス」に絞るというものだ。

 現在はJ2でもほとんどのクラブがこの「J1クラブライセンス」を保有していて、今後、影響は少ないと見られる。

 つまりは昇格を目指す際、J3→J2→J1と段階的にライセンスを格上げしていくことも可能となる。

 Jリーグの担当者は「これまではJ1とJ2を一体化していたものの、J1とJ2のライセンスで、AFCの要求と差をつけるほうがより実態に合っているというものです。これまではJ1とJ2で何か不具合があった時、いきなりJ3に落ちる可能性もあったことを考えると、インターナショナルライセンスはJ1とAFCに合わせることが合理的と考えました。J2のクラブも現在はほぼJ1のライセンスを保持しているので、影響は少ないと見ています」と説明した。

 例えば来季以降、J1クラブライセンスを保有しているJ2やJ3クラブが天皇杯で優勝した場合、ACLの出場権も獲得できる。

 J2ライセンスは規約は今後定められる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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