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長崎総科大附の小嶺忠敏総監督、体調不良で不在。勝利した東山の福重良一監督「いろいろなことを学ばせてもらってきた」│全国高校サッカー選手権

東山の「10番」藤枝康佑が2ゴール!写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

1月3日の準々決勝、優勝候補の青森山田と対戦!

[高校サッカー選手権 3回戦] 東山 3-0 長崎総科大附 /2022年1月2日/駒沢陸上競技場

 100回全国高校サッカー選手権大会3回戦、京都府代表の東山が長崎県代表の長崎総合科学大学附属高に3-0の勝利を収め、準々決勝にコマを進めた。1月4日、前回準優勝で今大会の優勝候補でもある青森山田と対戦する。

 立ち上がりは長崎総科大附に練られた対策を前に苦戦を強いられる。なかなかリズムを作れずにいた東山だったが、それでも29分に藤枝康佑、さらに63分に芦谷斗亜、79分に再び藤枝康佑と前線のタレントが勝負どころでしっかり結果を残して、3-0の勝利を収めた。

 長崎総科大附の小嶺忠敏総監督はこの日も体調不良によりベンチに入れなかった。福重良一監督は試合後のオンラインによる記者会見で、「対戦相手の小嶺先生がベンチに入られていなかったのは非常に残念でした。相手のやり方に対し受け身になってしまい、試合はあまり良くない内容になってしまいました」と語った。

 福重監督にとって、小嶺総監督は様々なことを学んできた大先輩であったと言う。

「指導者を始めた時には国見高校で指揮を執られていて、初芝橋本の時代から本当にお世話になってきました。ピッチでいろんなことを学ばせてもらい、また盗ませてもらい、今日の試合、東山高校を率いてきて本当に楽しみにしていました。残念ながら今日ベンチに不在だったので、いろいろ思うことはありました。

 長崎総科さんは徹底して縦のダイレクトプレーで来ることは分かっていたので、そこは意識づけをして、あらゆることに対応できるように日々練習して、そこは発揮できました」

 この関門を突破して、準々決勝ではインターハイで敗れている青森山田と対戦する。力の差はあると受け止めるが、「夏から成長したことを全力でぶつけたい」と、改めてチーム一丸で挑む。

【喜び爆発!! 東山 vs 長崎総科大附:PHOTO ギャラリーはこちら!(12枚)】