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鹿島GKクォン・スンテが残留“確定”か、プロフィール欄に…。ヴァイラー新体制やはり不可欠!

鹿島のGKクォン・スンテ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

韓国メディアで「退団か?」と報じられたが――。

 J1リーグ鹿島アントラーズの背番号「1」GKクォン・スンテが、2022シーズンも残留“確定”か。

 昨年12月13日の時点で、2021シーズンで退団か!? と噂れた。韓国のサッカー情報を伝えるSNS『コレア・フットボールニュース』がクォン・スンテのインスタグラム(@goodday00)のプロフィール欄が、「KASHIMA ANTLERS 2017-2021」となっていると気付き、「元全北現代ゴールキーパーのクォン・スンテが鹿島アントラーズを去るようだ」と韓国語でコメントしていた。

 しかし年明け、大きな変化が――。鹿島の守護神が、韓国でプレーしてきた全北現代と鹿島のユニフォームの写真とともに、両国の言葉で「新年明けましておめでとうございます」とつぶやいた。さらに、そのプロフィール欄が「KASHIMA ANTLERS 2017-2022」と更新されたのだ。

 つまりアントラーズで6シーズン目の戦いを決断したのではないか。むしろ“確定”ではないかとSNSでも、話題を呼んでいる。

 37歳のクォン・スンテは、韓国代表としても6試合に出場。キャプテンも務めた全北現代モータースから、2017年、鹿島に加入した。そして2018年、クラブ初のAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)制覇に貢献。ACLは全北現代時代を含めると3度制覇している。

 2020年途中にチームが不調に陥るなか、東京オリンピック日本代表候補の沖悠哉にポジションを譲った。しかしシーズン終盤に再びポジションを掴み、リーグ5試合など公式戦計13試合に出場している。

 2022シーズンの鹿島は初めてヨーロッパ出身であるスイス人のレネ・ヴァイラー監督を招へいすることが決定。それだけでも大きな変革だが、一方、勝利のために全てを捧げるというクラブのスタンスを体現し、「結果=タイトル」につなげてきたタレントは非常に限られる。クォン・スンテの闘志は、鹿島にとって、そしてヴァイラー新監督にとって、不可欠になるのではないか――。

 有言実行できる男、クォン・スンテが2022年も鹿島を支えることになりそうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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