5バック攻略、松木玖生PK弾!青森山田の黒田剛監督が「ドキッとした」シチュエーションとは?東山に逆転勝利で4大会連続ベスト4進出│全国高校サッカー選手権
青森山田の松木玖生。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
ロングスローから渡邊星来が決勝点。
[高校サッカー選手権 準々決勝] 青森山田 2-1 東山/2022年1月4日/等々力陸上競技場
100回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝、青森県代表の青森山田が京都府代表の東山に2-1の逆転勝利を収め、4大会連続のベスト4進出を決めた。準決勝からは舞台が国立に。1月8日の対戦相手は、このあとの桐光学園と高川学園の勝者となる。
5バックで守備を固めてきた東山は開始16分、左ウイングバックの仲里勇真のクロスにキャプテンでもある右ウイングバックの夘田大揮がヘッドで合わせて、先制に成功する。それでもそのあと、青森山田が怒涛の猛攻。そして前半39分、ハンドのファウルでPKを獲得。これをキャプテンでありエースの松木玖生が決めて、同点とする。
さらに後半13分、ロングスローから渡邊星来が押し込み、逆転に成功してみせた。球際へも激しく向かう攻防のなか、青森山田がしっかり勝ち切り、準決勝へとコマを進めた。
青森山田の黒田剛監督は試合後の記者会見で、次のように語った。
「一言でいえば、相当に固い入りをしてしまった印象があります。頭が回っていなかったかなという前半でした。ただ前半終わりにPKで1-1にできたことは、私たちにとって良かったです。その後(後半)、強風の追い風が吹き、あれがもう少し早かったらと思うとドキっとしますが、そういった意味では運もありました。トーナメントを勝ち上がっていくためには、今日の様々な反省が、神様から教訓をいただけたとポジティブに受け止めていきたいです」
東山の福重良一監督は「青森山田に勝つための準備をしてきました。もっともっとボールをつなげたし、もっともっとセットプレーからチャンスを作れたのではないかと思います。選手は力を出し切ってくれました。勝てなかったのは監督である私の力不足です」と悔やんだ。
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[文:サカノワ編集グループ]