前田直輝が強烈タックル受け11分に負傷交代。アヤックス戦、ユトレヒト0-3敗戦
ユーチューブの『ユトレヒトTV』でインタビューに応じる前田直輝
左足首を押さえて立ち上がれず…。
[オランダ1部 19節] ユトレヒト 0-3 アヤックス/2022年1月16日12:15(日本時間20:15)/スタディオン・ハルヘンヴァールト
J1リーグの名古屋グランパスからオランダ1部(エールディビジ)のFCユトレヒトに期限付き移籍した前田直輝が、ウインターブレイク明け初戦のアヤックス・アムステルダム戦で先発出場し、オランダデビューを果たした。しかし開始早々に相手の深いタックルを受けて、11分、交代を余儀なくされた。一人では歩くことができず、ケガの状態が心配される。
前田は4-3-3の右インサイドハーフで出場。開始8分、ヘディングの競り合いから右サイドへこぼれたボールに対し、全力で追う。しかし、アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスのスライディングが先にボールを触れ、その左足のタックルを受けた前田は転倒。倒れこんだまま左足の先を押さえて立ち上がれない。
そして前田は一度立ち上がったものの、左の足首を触れて歩くこともできず。スタッフ二人に肩を抱えられてピッチの外に出て、11分、オスマン・ブサイードとの交代を告げられた。
試合は0-3でユトレヒトが敗れている。ユトレヒトは8勝5分6敗で暫定7位。
27歳の前田は今年6月30日までのレンタルで加入。これまでのキャリアは、北浦和サッカースポーツ少年団 ― 東京ヴェルディ1969ジュニア ― 東京V Jrユース ― 東京Ⅴユース ― 東京Ⅴ ― 松本山雅FC ― 横浜F・マリノス ― 松本 ― 名古屋 ― ユトレヒト。
2021シーズンは、J1リーグ34試合・3ゴール。J1通算174試合・35得点。ルヴァンカップ決勝で、名古屋にタイトルをもたらすゴールをもたらした。
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[文:サカノワ編集グループ]