【移籍情報】清水が韓国代表候補の大型FWオ・セフンにオファー！移籍金は…

U-20W杯の日本戦でゴール。韓国メディアが報じる。再移籍時「10パーセント」のオプションか。

　韓国U-23代表にも選ばれたKリーグ蔚山現代FCに所属する大型FWオ・セフン（Oh Se-hun）が、J1リーグの清水エスパルスに移籍か!?　

　韓国メディア『スポーツ春秋』が１月22日に報じた。清水の提示した条件は、移籍金15億ウォン（約１億4000万円）。さらに彼が清水から別のチームへ移籍した際、蔚山がその移籍金の10パーセントを受け取るオプション（保有権の10パーセント）も付帯されたという。

　同メディアは、関係者から得たソースとして、「清水がオ・セフンを強く望んでいる」「蔚山現代に約15億ウォンのオファーが出された状況」と伝えている。

　さらに本人はヨーロッパでプレーする夢も抱く。そこで清水は、再移籍した際、そこで得た違約金の10パーセントを蔚山に譲渡する条件もつけた。コロナ禍で厳しいクラブ経営を強いられる蔚山にとって、「拒否することはできない状況」だと報じている。

　193センチの大型ストライカーは、得点力の高さはもちろん、周囲を生かす術も長ける。2019年のポーランドU-20ワールドカップ（W杯）では決勝トーナメント１回戦のU-20韓国代表対U-20日本代表戦でゴールを決めるなど、チームの準優勝に大きく貢献している。さらにU-23韓国代表としても活躍していて、韓国Ａ代表入りが嘱望される逸材だ。

　2021シーズンはKリーグで19試合・７得点・１アシスト（プレーオフ含む）、ACL（アジアチャンピオンズリーグ）では９試合・３得点・３アシストを記録した。すでに兵役も終えている。

　また同メディアは清水について、アン・ジョンファン、チョ・ジェジンと韓国代表ストライカーが活躍したクラブであると紹介。「清水は長い間、オ・セフンの才能に注目していた」ということだ。

　実現すればそのサイズのみならず、正真正銘の“大物ストライカー”として注目を集めるはず。まだ交渉過程にあるようだが、移籍決定の報を待ちたい。

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[文：サカノワ編集グループ]