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エリキのJリーグ復帰微妙。長春亜泰が“警告”、古巣ボタフォゴの打診に…

横浜F・マリノスのエリキ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

すぐさま断られる。

 中国超級リーグ(1部)の長春亜泰足球倶楽部に所属している元横浜F・マリノスFWのエリキだが、ブラジル1部復帰を果たしたボタフォゴFRが獲得を検討している。しかし、長春亜泰は最初の打診に対し、すぐさま断りを入れたそうだ。

 ボタフォゴはエリキが2018年夏から1年間プレーしたチーム。また本田圭佑が翌2020シーズンに所属し、日本でも注目を集めたのは今なお記憶に新しい。

 2021シーズンに2部へ降格したものの、1年での1部復帰を達成。そして新シーズンがスタートするなか、ボタフォゴで通算27試合・6得点を決めているこのアタッカーの再獲得を目指した。

 しかし『FOGAO NET』によると、ボタフォゴは2023年12月まで複数年契約を結ぶ長春亜泰から、エリキを放出することはないと“警告”を受けたそうだ。ボタフォゴは選手サイドへ積極的にコンタクトを取ってきたものの、長春亜泰は即座に否定。そのため、この補強案は現在ストップしていると見られるという。

 エリキは横浜F・マリノスへの期限付き移籍を終えたあと、保有権を持つボタフォゴから長春亜泰に1620万レアル(約3億6000万円)で売却された(パスの90パーセント)。

 長春亜泰は中国で経営難に苦しむクラブの一つと言われてきた。しかし半年間で24試合・8得点と活躍した“優良タレント”であるエリキを、放出するつもりはないというスタンスを示しているようだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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