【浦和】モーベルグ来日!翌週にも合流へ、最短で鳥栖戦出場可能、19日ホーム磐田戦がデビュー目標に!?
スパルタ・プラハでのダヴィド・モーベルグ。 (Photo by Ian MacNicol/Getty Images)
「カップ戦しか獲ったことがなく、リーグ戦のタイトルを掴みたい」
J1リーグ浦和レッズは3月4日、チェコ1部(フォルトゥナ・リガ)の ACスパルタ・プラハから加入したスウェーデン代表MFダヴィド・モーベルグ(David Moberg KARLSSON)が来日したとSNSの公式アカウント、LINEの公式チャンネルで発表した。
またクラブは公式サイトで、浦和メンバーシップ『REX CLUB』で、ダヴィド・ モーベルグ加入&来日に伴い、抽選で賞品が当たる「REGULAR新規入会キャンペーン」を実施すると発表している。
モーベルグは自身のインスタグラム(@mobergkarlsson)のストーリーズに、さっそくファンの“歓迎”の投稿を紹介している。
日本政府の発表によると、スウェーデンを含む「指定国・地域」から入国した場合、「有効なワクチン接種証明(3回目接種)の有無」により、「(接種未了)3日間宿泊施設待機+施設検査の陰性」または「(接種完了)3日間の自宅待機+自主検査陰性」で、4日目以降の隔離は「なし」となる。順調に行けば、来週にはチームに合流できる。
ただモーベルグは浦和への加入が内定した昨年12月から実戦から離れている。前線のタレント不足など浦和のチーム状況を考えると一刻も早くデビューしてほしいところだが、慎重にフィットしていくことが求められる。
上手く手続きが進めば、最短で13日のアウェーでのサガン鳥栖戦でのデビューが可能となる。19日のジュビロ磐田戦でまずメンバー入りを目指すことになるか。あるいはそのあとのインターナショナルマッチウィークを挟んでの本格参戦が現実的か!?
モーベルグは1月12日の新体制発表会にてビデオを通じてあいさつ。浦和の新10番は「ダヴィド・モーベルグです。ダヴィドと呼んで下さい」と呼び掛け、「プレースタイルは、スピードがあり、ドリブルが好きです。特にステップオーバーを得意としています。試合中に意表を突くようなプレーをすることもあるので、常に皆さんを驚かせるような選手だと思います」と特長を語っていた。
そして浦和加入の決め手はサポーターの熱い応援であり、「初めて浦和レッズについて聞いた時、満員の埼玉スタジアムでファン・サポーターが応援している映像を見ました。鳥肌が立ちました」と言う。
目標はリーグ制覇だ。スウェーデン代表のドリブラーは「私自身、カップ戦のタイトルしか獲ったことがないので、本当にリーグ優勝を掴みたいです。ファン・サポーターの12番目の支えが必要です。タイトル獲得に向けて、我々のホームスタジアムで一緒に戦っていきましょう!」と意欲を示していた。
モーベルグは1994年3月20日生まれ、スウェーデン出身、27歳。179センチ・74キロ。左利きのドリブラーで、右ウイングや右MFを主戦場としてきた。これまでのキャリアは、IFKヨーテボリ(スウェーデン) ― サンダーランドAFC(イングランド) ― キルマーノック FC(スコットランド) ― FCノアシェラン(デンマーク) ― IFKノルシェーピン(スウェーデン) ― スパルタ・プラハ。スウェーデン代表として、国際Aマッチ3試合・1ゴール。
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[文:サカノワ編集グループ]