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懲罰決定を受けてJFL鈴鹿「必ず信頼を取り戻せるよう抜本的に改革を行ってまいります」

鈴鹿ポイントゲッターズの(左から)三浦泰年監督、三浦知良、吉田雅一社長。(C)鈴鹿ポイントゲッターズ

「個人の株式保有率が98.5%と突出」「懲罰は監督や選手らとは無関係であり、全て経営陣側に責任」

 JFL(日本フットボールリーグ)の鈴鹿ポイントゲッターズは4月6日、前日の日本サッカー協会(JFA)から下された懲罰処分を受けて、公式サイトで今後の方針などを発表した。

 クラブから処分の対象となったのは、チーム運営会社である株式会社アンリミテッドの吉田雅一社長、同社支配株主である西岡保之氏。

 クラブは今回の事案の原因として、「クラブ法人の資本構造的な問題」を挙げる。個人の株式保有率が98.5%と突出し、その株主の影響力が非常に大きかったという。また運営執行に関わる人材の適正判断、採用の評価基準の未熟さなどを問題点とし、「クラブのガバナンス体制の刷新構築を進めております」としている。

 また、クラブは「懲罰は監督や選手らとは無関係であり、全て経営陣側に責任がございます。日頃から全力でプレーしている選手、監督を始めとする現場スタッフらに混乱を与えてしまったこと、サッカーに限らずスポーツ対する信頼や高潔性の維持に疑義を生じさせてしまった責任の重大さを深く反省し、今後二度とこのようなことが起きないようガバナンス体制の構築、強化、経営陣を始めとする全職員の教育を徹底し再発防止に努めます」と謝罪している。そのうえで、「必ず信頼を取り戻せるよう抜本的に改革を行ってまいります」と誓っている。

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