鈴鹿ポイントゲッターズ、告発文に対し声明発表へ

サカノワスタッフ

2021年12月12日

写真：徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

JFL所属、「Jリーグ100年構想クラブ」にも認定。“予告返し”!? 12日16時に発表。

　日本フットボールリーグ（JFL、実質４部）の鈴鹿ポイントゲッターズは12月11日にクラブ公式ホームページを更新し、「弊クラブ元執行役員からの告発に関しまして」と題した発表をした。

　クラブは「いつも鈴鹿ポイントゲッターズをご支援頂き誠にありがとうございます。本件に関する弊クラブの声明を明日12日（日）16時にリリースさせて頂きます」と報告。何かしらの対抗措置を施すようだ。

　一方、この元役員が同じように「11日16時に発表」と予告し、告発とみられる内容の投稿を開始したこともあり、ファンなどからはクラブの“予告返し”の対応に驚きの声も上がっている。

　同元役員は、2020シーズンにクラブ会長からわざと試合に敗れるべきだと示唆する発言があったことをツイート。しかし内容が支離滅裂で、また目的も見えないため、現在は関係者など多くが静観している。そうしたなか、チームが何かしらの発表を行うと声明を出す形となった。

　鈴鹿ポイントゲッターズは2021シーズン、三浦泰年監督のもと15勝５分12敗（51得点・46失点）でJFL４位。３位のヴェルスパ大分とは12ポイント、J3昇格を果たした首位のいわきFCとは21ポイント差をつけられていた。

　また今年３月、Jリーグから「Ｊリーグ100年構想クラブ」に認められ、諸条件を満たした場合、J3リーグに昇格できる資格を手に入れている。

　2021シーズンのレギュレーションでは、「Ｊリーグ100年構想クラブ」に認定されているクラブがJFLの上位２チームに入った場合、J3昇格を果たせた。同構想クラブではないHonda・FCが２位に入ったため、来季、いわきのみ１チームがJ3昇格を果たしている。

[文：サカノワ編集グループ]　