広島がノルウェー得点王オルセンに獲得オファー！移籍金は…？韓国強豪、欧州クラブと競合。浦和のユンカーに続き!?

背番号10をつけてキャプテン、リールストロムの大エース。

　Ｊリーグでの“北欧ブーム”、今度はサンフレッチェ広島がノルウェーリーグ得点王を獲得か――。

　ノルウェーメディア『ネッタビースン』は12月11日、ノルウェーリーグのリールストロムSKに所属するFWトーマス・レーン・オルセンが海外の複数のクラブから獲得の打診を受けていると報じた。その一つが広島だという。

　オルセンは1991年６月29日生まれ、ノルウェー出身の30歳。身長186センチ。2021シーズン、ノルウェー１部（エリテセリエン）リーグ28試合・26得点を記録し、リーグ戦あと１試合を残して、２位と３点差をつけて得点ランキングトップである。ノルウェー代表としても国際Ａマッチデビューを果たしている。

　センターフォワードがメインポジション。チームでは背番号「10」をつけて、キャプテンも担ってきた大エースだ。

　ちなみに同リーグの2020シーズンの得点王が、現在、浦和レッズに所属しているデンマーク人FWキャスパー・ユンカー（当時：FKボデ／グリムト）だ。

　記事によると、広島は約400万クローネ（約5000万円）でオファーを提示しているという。また、韓国Ｋリーグの蔚山現代FCも同様の条件で対抗。さらに欧州の複数クラブも獲得を検討していると見られるそうだ。

　リールストロムのスポーツマネジャーはこの件について、特定のチームからのオファーに関するコメントは控えるということだ。

　ノルウェーリーグは日本と同じく、年ごとにシーズンが区切られる。ノルウェーリーグはあと１試合を残すのみ。その試合のあと具体的に動きがありそうだ。

　ただオルセンは2022年12月までリールストロムと複数年契約を結んでいると見られ、チームは残留を希望している。逆に言うと、クラブが移籍金を確保するためには、このオフはちょうどいいタイミングであるのもまた事実だ。

　果たして、ユンカーに続き２年連続でノルウェーリーグの得点王が日本にやって来るのか!? オルセンの動向が注目される！

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[文：サカノワ編集グループ]