【名古屋1-2広島】宮原のハンド&退場劇に長谷川監督「ちょっとかわいそう」。ルヴァン杯、敗れたもののGS突破へ望み
長谷川健太監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
マテウスのFW起用に光明を見出す。
[ルヴァンカップ GS4節] 名古屋 1-2 広島/2022年4月13日19:30/豊田スタジアム
ルヴァンカップのグループステージ4節、名古屋グランパスはサンフレッチェ広島に1-2の逆転負けを喫した。広島は3勝1敗の勝点9で首位を守り、プレーオフステージ進出に大きく近づいた。名古屋は1勝1分2敗で勝点4のままで3位だが、2位の清水エスパルスとは1ポイント差で残り2試合に望みをつないだ。
ホームチームは開始10分にマテウスが先制点を奪取。しかし50分、宮原和也がシュートに対するハンドの反則でPKを献上、イエローカードも提示された。このPKをジュニオール・サントスに決められて同点に。さらに56分、宮原がチャージにいったところ、このプレーにもイエローカードを提示されて、退場処分に。結果、この判定が大きく影響し、その後の84分、森島司に決勝点を決められた。
名古屋の長谷川健太監督は試合後の記者会見で、「PKは先ほど映像を見ましたけれど、『ちょっとかわいそうだな』という印象を受けました。ただ退場者が出たあとも、選手たちは闘う姿勢を見せてくれました」と振り返った。宮原は故意ではなかったものの、シュートコースに入っていたこともあり、前のDFがよけたボールが飛んできて腕をかすめ、それがPKに。さらに決定機阻止と判断されて、イエローカードも提示された。
そのあとにはチャージが背中に行く形になり2枚目のイエローカードを受けて退場に。指揮官はこの日の判定について問われると、「レフェリングに関しては何とも言えませんが、ちょっと厳しいのかなとは思いました。しかしそれは致し方ないと思っています」と受け止めた。一方、「もう少し耐えてほしかった」とも言い、「一人少なくなった状況で一人ひとり選手が本当によく闘い試合を壊さなかったことは評価できると思います」と選手たちの頑張りを称えた。
またマテウスのFW起用について、「オプションとしての目処が立ちました。希望が持てる、裏への抜け出しからの得点。収穫になりました」と光明を見出していた。
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