暴言と試合後も問題行動。乾貴士、C大阪が5/14まで謹慎処分。ロシアW杯の日本代表「チーム規律・秩序を乱す行動」
乾貴士。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
すでに2試合欠場。実質「8試合」出場停止と非常に厳しい処分に。
J1リーグのセレッソ大阪は4月14日、5日にホームのヨドコウ桜スタジアムで行われたJ1リーグ7節の柏レイソル戦で途中交代の際に監督をはじめスタッフに対し暴言を吐くなど問題行動を起こしたMF乾貴士に対し、5月14日の名古屋グランパス戦まで6試合の謹慎処分を下した。すでに2試合欠場しており、クラブ内での処分としては非常に重たいものとなった。
乾は柏戦に4-4-2の左MFで先発。0-1と1点リードされた62分、ジーン・パトリックと交代を命じられた。すると小菊昭雄監督との握手を拒否、さらにスタッフに対して「サポーターの皆様の前で暴言を吐くなど不服な態度を示した」。加えて、クラブによると「試合後にチーム規律・秩序を乱す行動が確認されたため」と、その後もさらに問題となる行動があったと報告している。
C大阪は「今回の行為を深刻に受け止め、再発防止に向けて選手への指導を徹底してまいります」として、6試合の出場停止処分を下した。すでに10日のJ1リーグのヴィッセル神戸戦、13日のルヴァンカップ鹿島アントラーズ戦も欠場していて、実質8試合欠場という非常に厳しい処分に。
今年6月に34歳になる乾は、今季リーグ5試合・3得点・1アシストを記録。日本代表として2018年のロシア・ワールドカップに出場している。
クラブが正式に発表した、乾の出場停止となる試合は次の通り。
・4/17(日)
J1リーグ9節 アビスパ福岡戦
・4/23(土)
ルヴァンカップグループステージ5節
ガンバ大阪戦
・4/29(金)
J1リーグ10節
鹿島アントラーズ戦
・5/3(火)
J1リーグ11節
サガン鳥栖戦
・5/6(金)
J1リーグ12節
ジュビロ磐田戦
・5/14(土)
J1リーグ13節
名古屋グランパス戦
【注目記事】
・ベトナム代表グエン・クアン・ハイが鹿島に移籍?「ジーコのクラブへ」12日でフリートランスファー