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マジョルカ久保建英の同僚イ・ガンイン、サルバ・セビージャに移籍の噂が浮上

マジョルカのイ・ガンイン(左)とサルバ・セビージャ(右)。(Photo by Fran Santiago/Getty Images)

韓国代表としてW杯出場を目指す21歳のレフティにはポルトガル、オランダから注目。

 スペイン1部リーグRCDマジョルカの韓国代表FWイ・ガンイン(李康仁)、チームの主力を長年担ってきたMFサルバ・セビージャ、それぞれに今シーズン末、移籍の噂が浮上している。

 イ・ガンインは今季、非EU圏の外国籍選手枠の問題でバレンシアを退団。フリートランスファーとなって、マジョルカに加わった。しかし今季は久保建英らの控えに甘んじる状況が続き、今季これまでリーグ25試合(先発15試合)・1得点・2アシスト。

 そうしたなかスペインメディア『マルカ』が4月12日、ポルトガル1部SCブラガ、オランダ1部ロッテルダム・フェイエノールトが「動きに注視」し、獲得を検討していると報じた。21歳のレフティは2024年6月までマジョルカと複数年契約を結んでいるものの、1部残留が来季もプレーを続ける条件になるのではないかと見ている。韓国代表としてカタール・ワールドカップ(W杯)に出場するため、より良い選択をしたい意向だ。

 一方、チームの最近二度の1部昇格に大きく貢献してきたサルバ・セビージャはマジョルカと単年契約にある。『ホルナダ・ペロフェクタ』によると、38歳の大ベテランは現在1部昇格を争っているUDアルメリアに移籍する可能性が浮上しているそうだ。こちらもアルメリアの来季所属するカテゴリーによって、現実味も変わってくるという。

 マジョルカは現在7勝8分16敗の勝点29で1部残留圏内の17位(20チーム中)。ハビエル・アギーレ新監督のもと、昨季王者のアトレチコ・マドリードを相手に今季ダブルを達成、今週末4月16日(日本時間21時キックオフ)には3ポイント差15位のエルチェCFとアウェーで対戦する。日本代表MF久保の先発復帰があるかも一つ注目点となる。

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