レアル・マドリード戦、久保建英はシュート連発も前半で交代に。マジョルカ1-6大敗
レアル・マドリード戦で先発したマジョルカの久保建英。 (Photo by Gonzalo Arroyo Moreno/Getty Images)
久保のパスからイ・ガンインが新天地初ゴール。
[スペイン1部 6節] レアル・マドリード 6-1 マジョルカ/2021年9月22日22:00(日本時間23日5:00)/サンチャゴ・ベルナベウ
スペイン1部リーグ6節のレアル・マドリード対RCDマジョルカ戦、マジョルカの日本代表MF久保建英が先発出場を果たしたが、ハーフタイムで交代した。試合はレアル・マドリードが6-1で勝利を収めた。マジョルカの20歳の韓国代表MFイ・ガンインに移籍後初ゴールが生まれた。
久保は4-2-3-1の右MFに入り、イ・ガンインがトップ下で新天地初のスタメン起用に。日韓代表の20歳のレフティコンビが、今季初めてスタートから揃ってピッチに立った。
試合は立ち上がりに初先発したジョセップ・ガヤのトラップミスを突かれ、レアル・マドリードのカリム・ベンゼマに決められてしまう。
それでもマジョルカはベルナベウのピッチに初めて立った久保がすぐさま背後のスペースを攻略して決定機を作り出したが、シュートは枠外へ。そのあとにもボレーシュートを放つなど、マジョルカの攻撃をけん引していった。
そのあと今季初先発の東京オリンピック・スペイン代表のマルコ・アセンシオに決められたものの、直後の25分、久保のパスからイ・ガンインが切れ込み移籍後初ゴールを奪ってみせる。
それでも29分、再びアセンシオに決められて、レアル・マドリードの3-1に。
久保は低い位置でのプレーが続き、そのあとやや足を気にする場面も。ラ・リーガ5試合連続スタメン出場を果たしたが、連戦の疲れもあったのか、前半を終えたあと、イドリス・ババと交代した。所属元との一戦は悔しい結果に終わった。そして後半、右MFにはイ・ガンインが入った。
それでもレアル・マドリードは、新加入の18歳のMFエドゥアルド・カマヴィンガを中心に、素早いトランジションから圧倒していく。
アセンシオはハットトリックを達成。さらにベンゼマの2点目、イスコの一撃も追加されて、結局、レアル・マドリードが6-1の勝利を収めた。マジョルカは今季初の複数失点を喫した。
レアル・マドリードは5勝1分(21得点・8失点)で首位。一方、マジョルカは2勝2分2敗(4得点・9失点)で暫定10位。
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[文:サカノワ編集グループ]