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【鹿島】2トップを生かし、生かされ…松村優太が狙う相乗効果。大分戦へ「積極的にチャレンジ」

鹿島の松村優太。(C)KASHIMA ANTLERS

ホーム3試合ぶりの勝利を目指す。

 J1リーグ鹿島アントラーズの松村優太が4月21日、オンラインによる取材に応じて、23日のルヴァンカップ・大分トリニータ戦に向けて抱負を語った。

「横浜F・マリノス戦、名古屋グランパス戦とホームで2試合勝てていません。またアウェーでの大分戦も引き分けています。必ず勝利が求められるなか、そこで自分が何かプラスになるプレーができればと思います」

 今季これまでリーグ5試合、ルヴァンカップ1試合に出場。プロ3年目に突入し、先日21歳の誕生日を迎えた。パリ・オリンピックを目指すU-21日本代表にも選出されているアタッカーは、さらなる飛躍の時にある。

 鹿島の攻撃により厚みを生み出すためには、松村がより2トップに絡んで、FW陣を生かし、自らも生かされる。そういった相乗効果をどんどん高めていく必要性を感じている。

「ウチの2トップは強力で、Jリーグでも一番だと思います。だからこそ、そこを生かすためにも、もっと攻撃のバリエーションを増やしていかないと。あの二人に頼るだけでは攻撃が始まりません」

 鈴木優磨と上田綺世というJ屈指の脅威。さらに、前線には異なる武器を持った個性あるタレントが揃っている。彼らとともに高め合い、攻撃力アップを目指す。

「自分を含めアタッカーの他の選手たちが二人を生かしつつ、自分がどのように能力を発揮するかがカギを握ると思います。縦に早い展開の選択肢は僕も一番に考えていることなので、そこにマッチしていければ、自分も周りを生かせるのではないかなと思っています」

 そして大分戦に向けて、背番号27は「セットプレーから失点しているので、しっかり確認しながら常に警戒して、(5バック気味の)守備の包囲網をどのように崩すかが大事になります。積極的にチャレンジしていきたいです」と抱負を語った。

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