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大宮、元気なく山形に完敗。霜田監督の進退問題が再燃か

大宮アルディージャのエンブレム。(C)SAKANOWA

藤本佳希、藤田息吹がゴールを決める。

[J2 11節] 山形 – 大宮/4月23日14:03/NDソフトスタジアム山形

 J2リーグ11節、大宮アルディージャがモンテディオ山形に0-2で敗れ、今季初の連勝はならなかった。J3降格圏の21位から抜け出すことはできなかった。

 立ち上がりから風上に立ったホームチームが主導権を握る。そして17分、鮮やかな右サイドの打開から、最後は國分伸太郎のクロスに藤本佳希が合わせて、山形に先制点をもたらす。さらに35分、藤田息吹のクロスからハンドのファウルでPKを獲得。これを藤田が自ら決めて、リードを2点に広げる。

 後半、選手と交代して修正を図った大宮が風上にも立ち挽回し、何度かゴールに迫る。しかし山形の集中した守備を崩し切れない。それでも終盤に決定機を繰り返し作ったが……最後までゴールネットを揺らせなかった。

 いずれも開幕から調子に乗れずにいた両チームの対戦。山形が貴重な2試合ぶりの3ポイントを掴み、3勝4分4敗。勝率5割まであと1勝に。

 一方、大宮は1勝3分7敗で21位。原博実フットボール本部長の就任も効果を発揮し、前週に今季初勝利を収めたが、連勝ならず。迫力や勢い、戦術的は上積みも感じられず、再び霜田正浩監督の進退問題が浮上しそうだ。

 霜田監督は試合後のフラッシュインタビューで、「まだまだ力が足りなかったと思います」「(この試合の)後半ぐらいいつも僕らできると思うので、アウェーであっても、風下であっても、前半からできる準備が必要だと思います」と語った。

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